うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

忘れ難き一年が終わる

2018年がもうすぐ終わる。かわいい息子を失い、見送り、仕事復帰し、魂子の小学校生活をサポートし。誰かに戦いを挑まれた覚えはないが、ずっと何かと戦っているような感覚だった。立ち止まったら死ぬ、心が壊れる。そんなうっすらとした恐怖があった。マグロみたいだな、私。

ただ、失うだけではなく得るものも有った。味方になってくれる人たちの存在の再確認、ピーくんと同じ18っこちゃんとそのご家族との出会い。ピーくんはちゃんといろいろなものを残していってくれた。

年末年始はひさびさに実家で過ごす。家事などのルーチンワークから解放されて、世の中の流れからも一旦脱落して、時がいつもよりうんと緩やかに動いているのを感じる。漫画を読んだり、来年の手帳の準備をしたり、Netflixでひたすらアニメを観たり。こんなに緩んで社会復帰出来るのかという一抹の不安はあるけれど、いまはただ、両親の厚意に甘えることにする。

ピーくんを忘れないことが自分にできる一番の供養という思いは変わらない。今年は私のみ年末に少し風邪を引いてしまったが、夫も魂子も皆勤賞だ。来年も家族一同健康に過ごせるように取り組んでいきたい。

余談だが、『こぐまのケーキ屋さん』に出てくるくまちゃんがピーくんに見えて仕方ない。何をやってもことごとく愛くるしい。お話することはできずじまいだったけど、こんなふうにおしゃべりしてくれたのかもしれないな。

 

こぐまのケーキ屋さん (ゲッサン少年サンデーコミックス)

こぐまのケーキ屋さん (ゲッサン少年サンデーコミックス)

 

 

ちょっとでもここを読んでくれた皆さん、ありがとうございます。ご縁が有れば来年もよろしく。