2018年1月21日の面会メモ(生後4ヶ月/123日)
週に一度の家族面会。ピーくんが生後4ヶ月を迎えてからの初対面なので、私と魂子でお祝いのイラストを合作し、持って行った。
主線とピーくんの着色は私、ほかの着色は魂子が担当した。自分ではやらないような元気な色使いが新鮮。いい意味で子供らしく、素直だなあ。
ご機嫌斜めとそうでない日がはっきりしてるピーくん、この日は私たちが到着するまで、泣いてしまっていたようで…。ファミリールームに連れてきて貰ったときには落ち着いたものの、面会中に何度もグズグズ。そのたびに家族総出であやしたのだった。魂子の読み聞かせも様になってきたし、私もピーくんの喜ぶツボを少しずつ学んできている。夫も仕事の都合で私以上に面会頻度が少なくなってしまっているが、ピーくんへの愛情は変わらない。
この赤ちゃんに全て振り回される感じ、魂子のときを思い出して懐かしい。家族の中で一番幼く、ふわふわとした儚い存在なのに、いつの間にやら中心にどっかり座ってる。例え病院の中だけだとしても、この時は私たちは四人家族なのだという強い実感があった。あまり長いこと泣かせると心臓の負担が大きくなるので、ヒヤヒヤしてはいたが、同時にとても幸福に満ちていた。ここが家だったなら。ピーくんとずっと一緒に、生きていられるなら。鼻の奥が若干、ツンと来てしまった。
先週と同様、面会時間を早く切り上げて普段の病室に戻り、呼吸器を着けることになったピーくん。平日は離脱時間を伸ばせているとはいえ、心配は尽きない。けれど、家族にできることはまず、彼の生命力を信じること。応援すること。サッカーや野球で、生活の一部として続けてきたことが生きている…かもしれない。
翌日月曜日と火曜日は関東地方に久しぶりに降った大雪のために、面会は控えて魂子とのんびり家にこもっていた。不安定な気候の下で急変してしまわないか心配だったけれど、特に連絡もこないことから、我が家よりも丈夫で暖かい病院内で穏やかに過ごせているようだ。明日は会いに行こう。