うららかびより

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読了:あたらしい教科書「学び」/つぎのほん、きになるほん

学び (あたらしい教科書 0)

学び (あたらしい教科書 0)

おもしろかった。いろいろな分野で研究活動している人へのインタビュー集。音楽、映画、文学といった、普段から興味のある分野よりもむしろ、大人になってから離れてしまった理系方面の人たちのことばに惹かれました。数学、科学、建築…参考図書を読んでみたくなりました。思えば、大学以降の学問ってどうしても、専門分野に縦割りが進んでしまって、ほかのことが、良くわからなくなるんですよね…。法律だって歴史だって、社会に出ると必要な知識なのに。私もこの年になって自分の浅さをしょっちゅう思い知らされるし。得た知識を実践や生活の中ですり合わせてこなれたものにしていって、自分の血肉にしていく…っていうサイクルを考えると、学ぶこと自体には終わりはないなと改めて思います。すごく刺激のある一冊でした。
ただ、インタビュー以外の文章のつながりが一部不自然に感じたり、注釈がいまいち不親切かなと。学びスポットの施設案内も、URLまで乗せるのならいっそ電車の最寄り駅や、交通機関に関する情報も一言添えてほしかった。熱意は感じる一方で、編集はちと粗いです。気に障るほどではないのですが。

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あの「なんだかよくわからないままがむしゃらにやったら、優勝しちゃった!」としか言いようのない、でも心にやたらぐっと来た大会から、1年。いまだからこそ振り返ってみたい。旅行中は移動時間がけっこう長いので、じっくり読めそうです。実は一番の購入動機は、相川のこともちゃんと取り上げられていたからなんですけどね。

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