うららかびより

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もう1年がたちました


通勤経路にある桜の木も、連日雨風にさらされてこんなありさま。春は嵐のように激しく早く、過ぎていこうとしています。しかし思えば、私が一年前に今の会社と派遣契約を結んだときも、ちょうど桜はこんな感じでしたっけね。面接の日のこと、思い出します。ちょうど雨が降っていて、派遣の営業さんにおっかなびっくり連れてこられた私は、久しぶりのスーツとヒール靴がはきなれなくて、それでいて目の前に迫った面接がおっかなくて、体が5センチくらい宙に浮いていましたっけ。いまやそうして入った職場で、日に20回くらい電話を取り次ぎ、無愛想の塊みたいな癖に毎日お客さんにお茶を出し、上司の牢名主さんに気を使って小姑みたいに振舞っちゃう日々。しみじみいたします。
でも、葉桜ってきらいじゃないですね。この写真のはちょっと落ちすぎですけど、葉と花がもうすこしうまい具合に共存している木には、また別のよさがあります。生き生きと黄緑に輝く若い葉っぱが、うっすらと色づいて、でも少しくたびれている加減の花びらをコントラストによって再び輝かせる。終わりと始まりが、同居しているような趣です。今の季節にはこっちのほうが似合ってるんじゃないかとさえ、思いますね。
私の契約も、そろそろ次の三ヶ月への準備段階。ひょっとしたらひょっとして、時給をあげていただけることになるかも?というお話をいただきました。春は、もう一度来るかもしれません。
あわただしかったけど、充実した1週間でした。家長はいないけれど、明日はガンバ、勝つといいな。