おわりははじまり

テレビ東京の優勝特番を観ているうちに、ちょっと気持ちがおちついてきた。そろそろ寝られるかも。つか寝なきゃ。
正直、ソフトバンクが本来一位じゃないかと言われるとぐうの音も出ないし、プレーオフに異を唱える人の意見を読むと「このタイミングで言うな」と瞬間沸騰してしまうんだけど、今落ち着いて考えると気持ちはわかるのだ。王さんの涙は、目の前の戦いに勝てなかった以外の、いろんな無念の結晶だと思う。ソフトバンクは恐ろしく、すばらしかった。だからこそこの山を超えた時の喜びは、例えようもなく大きかったのだ。
2年連続年間通算1位のチームが日本シリーズに行けなかった、という事実から、プレーオフ制度そのものが見直されることは、創造に難くない。しかしそれはそれとして、今年度の優勝と日本シリーズ出場権がロッテの手元に転がり込んだからには、阪神と恥ずかしくない戦いをする義務がある。少なくとも、ソフトバンクに対する礼儀だと思う。いや、この勢いを大事にしながら、いつものロッテ野球で挑んでくれるはず。燃え尽きるには、まだ早いのだ。これからが本番なんだから。
私も、野球の楽しさを教えてくれたこの愛すべき連中のために、出来る限りのことをしたい。まずはチケットだなあ。もう土曜日から始まってしまうなんて。この疾風のように行き過ぎる日々のこと、出来るだけ覚えておきたい。
AOQLOのみなさん、そろそろまたサッカーネタも書いていきますんで、お付き合いよろしく。お暇なら来てよね私寂しいの、ナンツテ。