うららかびより

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午後も〇〇思いっ切り睡眠

してしまいました。で、気がついたら…ウギャー!やべっちFCが始まってる!まだつかみの時間帯だったので、大阪ダービーの映像や、鍋を喰らうリーサルウェポン福西氏の姿などは拝めました。相変わらず牛蒡のように太く毛だらけの神経をお持ちの福西氏でしたが、宮本よりもタイのおかまちゃまにもててるあたり、小粋だと思いました(笑)。
スタジアムではちゃんと確認できてなかったんですが、橋本のゴールはすてきでした。あの位置に中盤の選手が詰めていてくれると、前の連中もやりやすくていいですね。去年までは、ボール保持者をチェイシングする姿ばかりが印象に残っていましたが、今年になってからボールを奪取してからの攻撃に対する意識も強くなっていますよね。彼のように頭のいい選手が、攻守に渡って高い意識を持ちつつ中盤にいてくれると、心強い。それはともにプレイする選手にとっても同じだと思いますが、どうでしょうか。私にはまだもう一人、愛すべき橋本がいるのだという事実を再確認いたしましたよ…って思いっ切り畑違いですが(笑)。
二川は負傷交代だったとか。サッカーめがねをかけずに観ていたせいか、確認不足でした。いけませんね(^◇^;)。幸い東アジア選手権のため来週は試合がありません。遠藤と二川が並び立ってこそ、ガンバの創造性は保たれると思うんで、ゆっくり治してほしいです(出来ればダービーに出て欲しいけど)。

誰が為に球は蹴られる

以下、話は変わって、ハーフタイムにアウェイSBで起こった事件について。私はこの時間帯、おしゃべりや買い物に出向いたりしていたので、直接は観ていないのです。そういう人間が又聞き情報だけで書くのは、表現として信頼性にかけます*1から本来アウトです。しかし書かずにはいられません…。頭ばかりが冴えてもやもやします。
まず思ったことは、フロントの危機管理の甘さがもろに出たな、ということ。この日はまさかの発煙筒も出てきていたし、試合前のウルトラビジョンやBGMでの煽りといい、フロントからはいつになく盛り上げようという意識をビシバシと感じました。しかし感情を緩めて解放するだけではただのデマゴーグに堕ちる危険がおおきい。締める時には締めるのも大事。
甘い考えかもしれませんが、お金を払って来ている以上は、セレッソの人もお客さんです。お客さんに降りかかる危険は取り締まって未然に防ぐのは、試合中フロントが最も優先すべき仕事です。それを忘れてほしくなかった。
空気を引き締める必要悪としての煽りもあるのだろうけど、それはお互いの領域を侵さないという前提があるからこそ。サッカーは相手チームがいてこそ成り立つもの。アウェイチームの信用を失っては、チームの存在も危うくなります。フラッグを持ち込んだのは、ガンバサポーターではなく雇われバイトくんだったというのが本当なら、呆れますよ。ゴール裏が狭くなっているなら、緩衝地帯もないアウェイSBがそのあおりをくらっていかに混沌とした状況に転じているか、かわかるでしょうに。運営がこんなみすみす火種を作って風で煽るようなことをしてはいけない。未然に取り締まる勇気を、発揮していただきたかった。
勿論サポレベルで律することが出来ればベストだけど、良い悪いの線引きは個人によって違うし、一時の感情でイレギュラーに、当初の意図とずれる行動をとってしまうこともある。難しい話です。個人的にはチームのためにはやる気持ちをぐっと押さえることもサポートのうちだとは思います。でもそれはあくまで個人の実感であって、ほかの人にもごり押しするもんでもないですからね。自分で考えて出した結論およびそれに準じる行動にこそ、意味がある。空気の読めぬバカタレでも、これくらいはわかってるつもりです。
転落したのは同じガンバを応援するひとだったのですから、余計無念です。早期回復を願ってます。
しかしこのまま火種をくすぶらせたままでは、もっと酷い事件が起こる可能性もあります。今回の事件の発端は、なんでしょうね。アウェイ席を狭めたことで、血気盛んなセレサポ諸氏までもがSBに行くことになり、それは戦前から予想されていたにも関わらず緩衝地帯が設けられなかったことではないですか。面子なんてどうでもいいです。ゴール裏の縮小なんてやめて、セレサポの方は出来るだけあそこに入ってもらえばいいんです。フロントの対応に、期待します。
ドロドロの「潰し合い」がしたいんじゃありません。よきライバル関係に基づいた「競い合い」なんです。大阪ダービーが無かった年の寂しさを思い出して、みんなで大事に守ってゆきたいものです。

*1:一次情報でない限り、大なり小なり伝える側によってフィルタリングはされるものですから