うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

せっけんシャンプーに挑戦中

青春の門なんかとっくのとうにくぐり抜けちまって、気がついたらMISOJIの門がおぼろげながら見えてくるような年頃ともなると、「ちょっと高くても体に優しいものを使いたい」なんてえせオーガニック思考が突然わいてくるもので。若いうちは可能性も肌のつやも回復力も何もかもあって、平気の平左なくせに、それらの輪郭が怪しくなってくるとあがいてしまうんですな。それじゃああまりにも想像力がなさすぎるよって自分に対して思うけど。
最近頭皮が微妙にむずがゆく感じるようになりました。かきむしるほどではないのですが、自分の思い至らぬところでからだが変化しているのだと思うと、必要以上に不安になるものです。最近使ってる資生堂のfinoっていうシャンプーのせいか、あるいは毎日帽子を被っているせいか。それはわかりません。折も折、ちょうど@cosmeなんかで「市販の合成シャンプーは合成の界面活性剤や各種添加物が入っているので、簡単にさらさらになっても長い目で見ると髪によくない」なんて話を読んで、気になっていたところでした。私の髪の毛は抜け毛をつまんで立てても毛先が落っこちてこないくらいに太くて硬くて多いのです。それでもやっぱり頭髪は、一番目立つところなので、出来るだけ綺麗にしておきたいところ。
そこで、ちょうどシャンプーがなくなりかけていたこともあり、それらの添加物が一切入っていない石けんシャンプー&リンスに切り替えることにしました。いろいろ調べた結果、ネット上で評判のいい太陽油脂の「パックスナチュロン」というシリーズに決定。昨日から使っています。
「洗い上がりがきしむ」「使い始めてからしばらくは、合成シャンプーの成分が残っているのでかゆくなったり頭皮がべたついたりする」なんていう怖い話も聞いていたので、最初は風呂場でやけにテンションがあがってしまって大変でした(笑)。
泡が立ちにくく消えやすいということで、あらかじめポンプを押すとシャンプーが泡になって出てくるボトルにしました。普段整髪料をあまりつけていないのが幸いしたのか、最初から問題なく髪の毛になじんで泡も消えません。いつもより頭皮を丁寧にマッサージ洗い上がりがとてもさっぱりします。髪の毛がきしんでキュッキュ言うのですよ!でもいやな感じではなかったし、短い髪の毛だったのでもつれることもなくてよかった。
リンスの使用法がまた変わっていて、洗面器にお湯を張ってそこに原液をたらし込んで薄めて髪につけるのです(長い人は直接洗面器に浸けるのもいいかも)。弱酸性の液体が、アルカリ性になった頭皮をしっかり中和してくれます。さらさらになりました。髪の毛も軽く感じます。乾いてしばらくするとムズ!とすることもありますが今のところは快調。最近ぱさつきがちだった髪に、ツヤも出てきました。しばらく継続して使っていきたいと思います。
ただ、さっぱりはするけれど潤いはさほどない印象ですね。トリートメントも出来るだけ天然の成分のものを使いたいので、大島椿か、同じ「パックスナチュロン」のひまわり油を使おうと考えています。
ただ一方で、髪の毛だけ無添加無添加いうのは矛盾かなあと思います。スキンケアに使っているアルビオンの化粧品にはいろいろと添加物が入っているのだろうし(全成分を公開しているちふれは少なそう)、頭皮も顔面の皮膚の延長ですしね。あまり成分成分と気を遣いすぎると使えるものが少なくなってしまうので、あまりカリカリせずに少しずつ優しいものに変えていきたいです。無添加スキンケアに関してはアルージェもかなり優秀だし、パックスナチュロンにもスキンケアシリーズがあるので、もし使ってみてよかったらそっちに流れてもいいかな。
一日のうちで一番安らげるのが、お風呂とスキンケアの時間。大事にしていきたいです。