うららかびより

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勝てば何してもいいのかい?そこに愛はあるのかい?

私はろくにガンバに金も落とせていないし、声もあまり出しにいけない人間です。サポーターと名乗るのもおこがましい人間だと、自分では思ってます(実際、使いませんけど)。
でも大阪ダービーのたびに、「勝ってよかった」だけで済ませないような、あんな話こんな話がそこかしこから聴こえてくると(しかも殆どがガンバ→セレッソ)かなりうんざりします。選手を鼓舞し、勝つ確率を1パーセントでも上げるためには、例え無理矢理でも殺伐とした雰囲気を作る事は必要なのかもしれない(私には今一分かりませんが)。しかし、ユニフォームを着て、ガンバサポである事を標榜してスタジアムに集う以上は、一人一人の振る舞いがガンバ大阪という組織のパブリックイメージを簡単に上げ下げしてしまうんです。そのような場に居たら、だれも個人としては観ません。「ガンバサポーター」、ひいては「ガンバ大阪」の印象として記憶する事が多いのではないでしょうか。長い目で見ればクラブや選手たち、そしてゴール裏やメイン、バックに散らばってそれぞれの出来る形で応援している仲間に迷惑をかけることにもなります。
それからスタジアムには、小さい子供たちも居ます。
勝てば、何をしても許されるのでしょうか。そもそも、応援ってなんでしょう。90分間戦っているうちはお互い強い言葉を使ったり、相手選手に対してブーイングをすることもあります。ただ、試合が終ればそうしたことは不必要。仲良くとは言いませんが、いがみ合うのは試合中くらいにしていればいいことでは?祭りの雰囲気に乗っかるのとは、また別でしょう。こういうのは。
もちろんそういう振る舞いをした(とされている)のは名前も知らない一部の人間ですし、どんな組織にも大なり小なりノイズは含まれてしまうものです(出来るだけ少ないのが、ベストですけど)。リーダー格の人たちは、10年後20年後のガンバの発展を見据えた上で、しっかりした考えをお持ちのことでしょう。人の数だけ意見が有るのは、当然の事。ただスタジアムにいる間だけは、自分たちがどういう立場で見られているのかを自覚した上で、ガンバのためを考えて振舞いたいと私は思います。少なくとも、ユニフォームやグッズを身に着けている間は。
ネットの片隅でこんな文章を綴るだけの私は、品性下劣で根性の汚い人間です。言説に行動が伴っていないからです。いやだと思うなら、そうしている人たちに直に意見すればいい(もちろんネットを介してではなく、直接に)。でも暫くは、ガンバを応援しにはいけない事情があります。だれがこういう事をしているのか分からないから、言えもしません。
くやしい…(ノ_<。)。