うららかびより

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この身を削ったってさ、空回るのは勝手なんだろう?

彼らはなんだっていつも、何故負けたかよく分かる負け方をするのでしょう。それとも分かった気持ちになっているのは私だけ?
ハーフタイムに到着して着替えて(ゴンタロユニは浮いていた…)声出しても手拍子出してもゲーフラあげても、まるで透明な壁があるがごとく届いているのか分からなくて。くさいこと書いちゃうと、腰の痛みが心の痛みと通じているようでもあります。ボールより先に自分が動けなくて観てるだけで、守勢に転じているときも自陣でさえ数的優位を作り出せないままです。ポッカリの中盤は、お犬様がたにうまく使われていました。組織全体でボールに対する集中を欠いていたようにも見えました。プレッシングもなく、間延びした組織。吉原は彼らしいゴールで場をあっためてくれましたが、その直後流れが来かけたときにチャンスの女神の御髪を掴めなかった。最近のガンバは特に、2列目以降の飛び出しを警戒しきれていない感があるので、お犬様にはちょい分が悪い気はしましたが…ここまで負けるとは。

こういう負け方をすることは以前から多い気がします。誰のせいにもできず、解決の糸口は見えているのに海の向こうにあるかのように見え、おしなべて悪い。監督が変わっても不思議と受け継がれています。慣れたくないですね、実際いつもベッコリ凹みますけど。
試合後はゴール裏から「優、オレ!」という声が飛びました…前半は分かりませんが、失点はキーパーの技量どうこういう問題以前に(全く悪くないわけではありません)、ボールの奪われる状況が悉く悪すぎで、お手上げな感じでした。
誰か知った顔に会うと泣きそうで、そんなことしても何の解決にもならないので、そっとスタジアムを出て五井駅まで歩きました。30分で着きました。風が強かったけど、悪くなかったですよ。ほぼ一本道なので、頭を空っぽにして歩けました。そうしたら、気持ちも落ち着きました。きっとデーゲームの帰りはもっと清々しいのでしょうね。仕事帰りの生ぬるい夜じゃ、サッパリ雰囲気無いッスわ。
少しばかり体力が戻りつつある(腰はめちゃくちゃ弱くなったが)のがわかったのは個人的に収穫でした。下半期はもう少し立って応援しよう。今度の磐田戦は持っていきませんが、このゲーフラに早いこと勝ちを味わわせなきゃあいけませんからね。騙し騙し使えば一生使える、と言われたのは伊集院光ですが、私の体はそんな感じに戻りつつあります。
閑話休題。応援する側は、される側より強い気持ちを持つことが求められます。金払ってんのになあ(笑)。確かに色々しんどいけど、苦楽をともにしたいと思える限りは、踏ん張りますよ。13年も応援してりゃ、毒を食らわば皿とちゃぶだいまで頂きますよ。こんな日もある、と思うしかないですね。まだまだ諦めるには早すぎますから。
地元のみなさん、清水神戸戦は今日の悔しさをチャントの強さに変えて、後押ししてやって下さい。彼らはやればできる、でもやらないのはやれないのと同じです。弱気になった時、自らの力を思い起こす事ができるよう、宜しくお願いします。