うららかびより

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凄いぞ東京V。

一方でその反対側では、柳沢君&ヤマタクさん対新井場の対決もあり…お互いに攻撃の肝である左サイドをつぶしあうような展開になりました。前半の東京Vの中盤は、とてもしっかりしていて見事でしたよ。まず守備から入っていってじっくり組み立てていく。焦りはしないで、確実に中盤で相手攻撃陣の良いとこを殺していく。そしてボマちゃんや桜井君の高レベルな個人技を生かす配球をしてあげる。そんなはっきりとしたコンセプトに貫かれていました。林さん、ヤマタクさんといった名手が揃っていますしね。さすが、アルゼンチン人でありながら、多くのシーズンをイングランドで過ごした人、オジーが考えるだけあります。奥行きのあるサッカーでした。ボマちゃんは人を使えるようになってて吃驚しました(笑)。大人になったと思いますよ。

その術中に嵌ったガンバ攻撃陣は、前半終わりごろまであまり良い仕事をさせてもらえませんでしたね。二川君と大黒君が真ん中で全然ボールキープさせてもらえないんです。でもこれは二川君が前半の終わりごろからスパンと頭を切り替えてくれて、あまりドリブルで持ちすぎず簡単にボールをさばく様になってから、良い形が出てきました。でも悪いのはそれだけじゃない。ゴンタロ…ポストプレイがてんでなってません。この日は大黒君がちょっと引き気味かつ右サイドで開き気味でプレイして、二川君も左に流れますから、実質彼ら3人の2.5トップみたいになってたんです。しかし、この日はオフザボールの動きが、圧倒的に不足していました。マーカーが付いているなら付いているで自分でボールを受けやすいように動き回って、味方が中盤から上がってきたりボールを入れられるような攻撃の素地を作るのが、実質ワントップの彼の役割のはず。それなのに棒立ちでボケーッとしていては、電柱以下です。ピッチの上では、迷ってる余裕なんて無いのに!