ココロに花を

身近な野草・雑草―持ち歩き図鑑 (主婦の友ポケットBOOKS)

ふっと思い立って、買ってみました。今朝、そろそろ近づいてきたスピーチ当番のネタを考えながら、近所のアジサイを見てたときのことです。野球選手やサッカー選手の名前を知ってても、自分の庭に生えている草花の名前をいえないことに気づいて。父は年をとってから庭弄りが好きになり、母は華道の免状を持っているだけあって、花の名前にはとても詳しいのです。聞けばほぼ100パーセント、答えが返ってきます。それなのに。たとえば子供が出来て、「このお花の名前なにー？」って訊かれたら、私はどうすんのかと。かなり、ずどーんと。きてしまいました。ああ、アラウンドサーティー。というよりもジャストサーティー。
私が住んでいるところは田舎な上に、駅から少し離れている分畑や林が近くて、民家の周りは壁よりも植え込みで囲われています。夏になれば、近所の草木は天を突かんとばかりにぐんぐん成長します。それは毎朝とおるたびに、「あ、伸びているなあ」とわかるほど。そんな環境で、十数年間すごしてきたのに、無関心だった自分。そんな自分に「あれっ？」と思った。何でかわからないけれど、スイッチが入ったかのように。なんでですかねえ。われながらいつも唐突に事を起こすものです…。
でも読んだら読んだで、また面白いんです。タンポポだけでこんなに種類があるんだ！とか、意外と帰化植物って多いんだなあ！など驚きもありつつ、綺麗な草花の写真を楽しんで読みました。そういえば、小さいころは魚や動植物の図鑑、あとなぜか料理の本を読むのが好きでした。(使い古された表現ですけど)ぼろぼろに、すり切れるまで読んだのを思い出しました。単に小さいころから、オタク気質なだけかもしれませんが。
暫く持ち歩いて、身近なところから少しずつ名前を覚えたいです。
あと、これも読みたい。

身近な樹木 (主婦の友ポケットBOOKS―持ち歩き図鑑)