うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

やっと小休止

ようやく金曜日も終わり。週末の緩やかな時間がやってくる。結局半分へばったままで仕事を終えて、定時にて帰宅。
用事で寄った駅前の金券ショップのディスプレイには、浦和レッズのホームゲームチケットが、金でできた工芸品のようにうやうやしく並べられている。定価割れしているものも歩けれど、たいていは色が付いた価格でなんともカラフルだ。売り切れ間近のガンバ戦と、さいたまダービーのチケットが多かった。自分のチームをサポートするために、相手チームよりも先にチケットゲッターと戦わにゃならんとは。ビッグクラブも良し悪しだなあ。母集団が大きくなればなるほど、ノイズも混ざり込んでゆくし群がる輩も増えてゆくのだから。ガンバは、どうなってゆくのだろう。
帰りの電車で、阪神対巨人のラジオ中継を聴いていたら、いきなり意識が飛んで、気がついたら乗ったところよりだいぶ進んだ駅で、コックリコックリ船を漕いでしまっていた。いつ眠ったかわからないくらい、深く深く潜っていたみたい。乗り過ごさなくて、ラッキーだった。疲れてる証拠だ。
最寄り駅についてからバスの発車時刻まで、すこし余裕があったので、駅前のコンビニへ。18日の、雨で流れた神宮の試合のチケットを払い戻すため。今まで何十試合も野球をみたけれど、雨天中止ははじめて。どんな感じで払い戻すのかなあと、おっかなびっくりでレジのバイトさんにお願いした。そうしたら、チケットに印刷されたバーコードを読み込んで、レジを開けてチケット代をくれてそれで終わり。あっけない。今まであのバーコードは用途がよくわからなかったけど、こういう時に使うのね。新しい知識を増やすと、それがどんなささいなものでもやけに得したような、格が上がったような不思議な優越感がうまれる。
帰宅すると父がテレビで阪神対巨人を観ていたので、夕食をとりながら阪神の話をいろいろとする。林威助を、さいしょ日本人の「はやしいすけ」だと思っていたとか、球児が体をこわして大丈夫かなとか。鳥谷はおばちゃんにもててそうだとか。小さい頃から阪神をテレビで観ていたけど、大人になって野球を好きになった時、私は不思議と彼らを選ばなかった。それでも父は、よそのチームの悪くいったりしないオヤジなので、うまくやっている。2005年の日本シリーズのときも、揉めなかった。あと、昨日の神宮の試合で、吉村のピッチャーライナーが松井光介のユニフォームの懐に入ってしまった話や、はじめて乱闘まがいの光景を目にして驚いたことを話したら笑ってた。サッカーにはさっぱり興味を持ってくれないけど、私が野球知識を得てからは、ようやくまともに話せるようになった。血がつながってるから、彼の遺伝情報を持っているからといって、話や気持ちが通じるとは限らない。少なくとも、私たちはそうだった。それを当たり前だと思っていた。
父は寝るのが猛烈に早いので、TBSが野球中継を終えたらもう自分の部屋に引っ込んでしまった。開いたテレビで野球の結果をみた。
ベイスターズは番長さんの被弾と、後続のの乱れで、7点を失って負けてしまった。尚典さんは昨日の試合で太ももを痛めたせいで、お休み。それが響いたな。金城はまたお休み。心配だ。
ロッテは早川宴会部長*1の犠牲フライと青野の3ランで、逃げ切り。ニュースて観た青野は、外国人選手ばりの豪快なアッパースイング。惚れ惚れとする。明日は成瀬と青山が先発。面白い組み合わせだなあ。
ガンバは…そうだ、日曜日の試合だった。土曜日に試合がないのって、調子狂う。リーグ初黒星、怪我人続出、挙げ句の果てに家長はダマスカスのピッチの上で行方不明になったり、正直いいニュースといえば西野さんのCMネタと安田がU20に選ばれた事くらい。こういう時は勝ちが一番の薬となる。寺田や前田あたりがはっちゃけまくって欲しい。
しかし疲れてる時ほど、私は周りの人に生かしてもらってるんだって思います。ひとのために何かをして、喜んでもらう。シンプルなことだけど、いちばんの活力になります。またいざという時にいつでも動けるように、早めに休んで減りまくった体力ゲージを回復させたい。日曜日はハマスタ観戦も待っているしね。
ふうっとひと息ついて、おやすみなさい。

*1:サブローがつけたあだ名