うららかびより

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3/28:U22日本代表対U22シリア代表戦@国立観戦メモ蔵出しだヨー

なんだかんだで、ソリマチーズがようやくチームらしいところを見せてくれた、記念すべき90分間、しかし後半チンタラしてしまうあたり家長に染まりつつあるのかと、ニヤニヤ半分ハラハラ半分。しかし今までの試合の中では、結成後初の対外試合以来、楽しめました。ソリマチ、選手を把握するの遅いぞと文句のひとつも言いたいけれど、こんなもんなのかなあ。なんだかんだでこの人には、期待してるんですけど。
U22香港戦に比べて、観客が1.5倍(約12,000人→約18,000人)と成りましたが、ゴール裏だけ満員御礼になって、ほかは香港戦と変わらない入りだったような。このあたり、価格設定のあれこれとか、協会は、ソリマチーズを応援しているコアの年齢層を把握してるのかなーとか、小難しく考えてしまいました。もうちょっと指定席を安くすれば、人は来ると思ったな。代表戦は、儲けの場なんだっけ?それともFIFAみかじめ料でも払わないといけないわけ?教えて、三郎。
というわけで、以下、珍しく携帯に残しておいた観戦メモを。今思うと頓珍漢なことも書いてるなあ…。でもま、残しておきます。

前半編

まだ選手の天然に頼っているきらいはあるが、相手がお留守にしてるサイドをきっちり丁寧に突こうという意図はよし。家長はああいうシュートをガンバでもみたい(今年はどうですか)。梶山様効果か、サイドの走らせ方はFC東京くさい。梶山砲ももっとみたい。水野の手の包帯が痛々しいけど、チームを引っ張ってる。最終ラインの横パス球すだれはちと女々しくないか。そこから家長や水野を走らせるフィードが欲しいぞ、伊野波。こっからだとジャンボとチュンソンはよくわかりません。法政の本田は苦戦してるなあ…ボールは見えてるけど奪ってからのミスが惜しい。名古屋の本田はのらくらしてる…あの誕生日の子はみんなそうか。ボランチと最終ラインの間のスペースがあやしげでこわい。

クラブのようにきめ細かいサッカーをしにくいのは代表の悲しさといえる。でももうひとしお欲しいなあ。

シリアは寄せは早いけどガツンとボールを取ってくるわけじゃない。イランやサウジとはちょっと手触りが違う。だから比較的ボールをもててんじゃないかしら。

後半

点をとる気をなくしたように、無味乾燥に下半身デブと化すシリア相手に攻めあぐねてしまった。まだ応用力はないか。ヨチヨチ歩きだねえ。

後半、家長は内側に絞り、サイドのスペースを本田圭佑に使わせていた。本田の特攻ドリブルも味はあるのだけど、その分家長に面白みはなくなったかな。この二人は得意なエリアも似ているし、決め技もドリブルとペナルティーエリアかどっこ近辺からのミドル。連携を密にした上でポジションチェンジさせたらおもしろいかもしれないけど、それはクラブでやれるサッカーであって、年代の限られている代表では難しいことだと思いますね。

チンたらミスキックの2プレイ前くらいから、家長のやつはボールみてたけどちょっとぼんやり気味だった。

チュンソンは3トップのウイングに入れたいタイプだな。ジャンボの動きに制約されすぎると、彼の良さが生きない気がした。チュンソンはガチンコな子というイメージがある。つか未だにタダナリと呼べん。

ボビーはスーパーサブとして合格点。ジャンボのゴールをアシストしたヒールパスは、今までのボビー像(王子様みたいな顔した昔の播戸)をひっくり返したなあ。不器用そうでいて、まだまだ引き出しのなかになにか隠れているのかも。よその子のいいとこを見られるのが、代表のいいとこ。

このチームに一番水を運んでるのは、ダジャレじゃなくてマジで水野だと思う。もっと、報われて欲しいくらい。おじいはいい子を育てた。骨折早く治るといいね。

ジャンボはようやく冬眠から目覚めつつあるという感じ。あのタイプは、日本にあんまりいいお手本がいないので、本人も身の振り方が難しいと思うけど…元アジアの核弾頭がどれだけ仕込んでくれるかだなあ。クラウチみたいになってくれると、日本サッカー的にはフォワードのバリエーションが増えて有り難いのだが。まあ本人はなに考えてるのかわからんけど。いっそ昔のプロ野球選手みたいにおっかさんぽい年上女房でももらったほうがいいのかもしれんね。

えだむは出場時間が短すぎてよくわからん。

西川がいるだけで、お父さんみたいな安心感が、ゴールに生まれる。あの年であれだけできるキーパーは貴重だと思います。これからどう成長するのか、それとも伸び悩むのか。楽しみだな。

清水の青山と、水本はあっけなくすかされる場面がちょっとあり。相手の懐に入り込んで取るのか、自分の間合いに誘い込んで絡めとるのか。見切りを徹底して欲しかったな

梶山はもうちょっとミドル見たかった!今日は真ん中のあたりが淡白に終始しちゃったな。FC東京で見せるウナギ砲やウナギドリブルは、遠慮してほしくないぞ。

そしてソリマチ。このチームの中で一番個性を見せてないのがこのオヤジと言えるかも。タクトの振りで試合を変えなくてはいけない、という局面が出てきたときに、どこまでバクチとはったりがかませるか、お手並み拝見させていただく。つかもう本番なんだからしっかりしてください。だからおじいが遠まわしに怒るんだよ。

…以上。いろいろ見所と考えどころがあった。香港戦みたいな無味乾燥な試合でなかったのは良かった。まだ甘いとこもあるけど、北京いってほしいぞ。応援してます。

こうなると、次のアウェイシリア戦が楽しみになってくる。A代表に選ばれる連中も出てきたし、地上波で生中継、やってほしいな。