松山コーチ退団によせて

バタバタしている間に、コーチの松山吉之さんが退団されることになりました。実家の家業を継がれるということです。目立ちこそしないけれど、チームには大事な人材だったと思います。コーチがどんな仕事をなさっていたかは、練習見学に行っていた人の方がよく知っているんじゃないかと。私はかろうじて現役時代を知ってるくらいです。ただ貧乏学生だったので、なかなか万博はおろか試合にもいけなかったので、どれだけプレイを見ているのかっていう話なんですよね…。Ｊリーグチップスのカードは今でも持ってます。
松山コーチというと…おととし、優勝が決まったときに西野さんと熱い抱擁を交わしていた*1のが、印象深いです。多くの人がすでにブログで挙げていらっしゃいますね。いずれ、ガンバ初のOB監督になっていただきたいと思っていたのですが…。
実業家としてのスタートを切る名古屋は決して無縁な土地ではなく、コーチ人生をスタートさせた京都の次にコーチとして働いた、松山さんにとってなじみのあるところ。名古屋時代も、ずいぶんと慕われていたと聞いています。おば様方に、もてていたのだとか(笑)。なにもかも初めて…というわけではないので、がんばっていただきたいですね。
後任人事に注目したいです。西野さんは、だいぶ丸くなりましたが、やっぱりあの年頃のオヤジ相応には頑固だし、選手に近い立場で、ものを見られ意見も言える人が望ましいと思います。
しかし、現状ガンバはまだ目減りした戦力を埋め切れていない印象。これで人事往来がほぼおしまいとなると、正直ゼロックス杯に向けて胃が痛くなる思いがいたします…。気持ちでカバー！と言う意気込みも大事だけれど、備えあれば憂いなしといいますからね。
松山コーチ、お疲れ様でした。がんばって貯金して、ご実家にご飯を食べに行きたいです。誰か連れて行ってください(笑)。

*1:といっても、現地で見たわけではなく、後になってから報道写真で知ったのでした