うららかびより

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犬がほえようが猫がじゃれようが、反省しつつ突っ走れ

負けちゃいましたねえ、甲府に。7月26日、アウェイ川崎フロンターレ戦以来の敗戦、思えばよく土付かずで、ここまで来たもんだ。私は自宅で家事などやってて、BSもちゃんとみられないというかそもそもうちにはアンテナついてないから見られなかったわけです。だから試合のことについては、現地観戦組の詳細レポを待っている感じ。みなさん、おつらいでしょうが負けた試合にこそ、次節勝つために心構えをするヒントがあるのだと思います。強いから好きになったガンバじゃない、ここは反省してくれていることを期待しつつ、敗戦をまるっと受け止めてやってください。宜しくお願いします。
初めての小瀬という土地、天王山とあおられまくった川崎戦後、初めての試合。7月以来、西川きよし師匠張りに目玉ひん剥いて、突っ走ってきた青と黒のみんな。この微妙なシチュエーション。そろそろ「ひとやすみ」となってもおかしくないよなあ。そう思ってました。でも実際ほんとに来ると、悔しい!「私が行けば勝てたんじゃないかしらそうじゃないかしら」なんて、オカルトめいた妄想も働かせてしまう。やっぱり試合観てないとだめですねえ。
そんなこんなで、のこり9試合。これは多いんでしょうか、少ないんでしょうか。過ごし方次第かな。こういう状況が初めてではないということが、ちょっとした救いでしょうか。選手・コーチ陣にとっても、サポにとっても。
現場諸君はそれぞれ、理想のためにがんばってくれるでしょうが、私は私で、気をつけたいなと思うことがあります。それは、ネット上でこうして文章を書くときのことです。優勝争いが数チームに絞られてきたことで、今まで以上に他チームのサポのみなさんからブログを読まれることになります。負けた日も、勝った日も、筆が必要以上にすべって、対戦相手にたいしてかきすぎてしまうことがないように、して行きたいと思ってます。
お互いの気持ちを盛り上げるための、あおりは大事です。しかし、あおりって言うのは一方通行ではなく、コミュニケーションの一部ですよね。相手がいなくては、できないこと。相手を一方的に貶めることが、ガンバにとっていいこととは思えません。必要最低限の礼儀と尊敬を持って、一試合一試合の相手と、相対したいものです。
強くなった自分のチームを誇りに思うことは、いいことです。しかし永遠に勝ち続けるチームなど、存在しない。頂点まで上り詰めてしまえば、いつかは落ちるものです。強さを硬く信じ込みすぎると、ひとたびそれがかけてしまえばあっという間に崩れてしまいそうで、怖いんですよね。特にガンバは、勝者であり続けることに、慣れていない。J初年度からチームを見てきている私にとっても、未踏の領域です。まだ浮かれ気分が、残っていることは自覚しています。
ただ、私たちが何連勝もして勝って喜んでいるその向こう側で、いつも悔しがったり焦燥感に駆られている人たちがいる。試合ごとにあちらとこちらは、簡単に入れ替わる可能性がある。それは忘れたくないです。常に競う相手、勝ちたい相手がいるから、強くなれたんだということを。そりゃ馴れ合いは気持ち悪い。しかし競うことにけじめはつけたいと思ってます。それが、浦和を倒し、再びACLを目指していくぞと前を向いていくチームの心意気だと思ってます。
ガンバ大阪はガンバを選んだ人間にとっては最高のチームです。でも、みんなにとってそうとは限らない。だからいろんなチームのサポーターが要るわけで。サッカーに対していろんな意見を持っているからばらけていて、試合ごとにアイデンティティをかけてぶつかるから面白いんです。だからこそ、必要以上に相手を否定したくはないし、またガンバについてもむやみやたらに持ち上げたくない。いつまでも、悪いところは悪いといえる、どっか醒めた視点を持ち続けたいと思ってます。
一戦一戦を大事にして、丁寧に戦う。去年もそうやって、最後に優勝が転がり込んできたのを覚えています。まだまだ若葉マークのついた強者です、ガンバは。冷静に、付き合っていきたいものです。
いいことがあれば悪いこともあったりして。試合後に山口智が追加招集されたのは、うれしかったですね。ガンバ的には痛いけれど、本人が喜んでいるならきっちり送り出してやらないと。ほでもって、負けちゃったものはしょうがない、次いきましょう。…といいつつ、私は高円宮杯でガンバユース応援→ハマスタで横浜×中日つうコースをとるわけなんですが。すみません、クチだけです。現地組の皆さん一つ宜しくお願いいたします。次の磐田戦は、本当に大事です。皆さんの一声一声にも、ガンバのこれからがかかっております。こっちも一週間、空元気で参ります。ライバルにとっての栄養にしかならない弱気なんて、ミジンコほどもみせてやりませんよ。ひひひ。