うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

Until death parts us

http://d.hatena.ne.jp/sayokom/20050711#p1
↑この三田さんの文章と、トップ画像が目に焼き着いて離れない。あの日本で一番説得力のある垂直落下式DDTを目の当たりにする機会は、永遠に失われてしまった。
昨日の今日(日付変わっちゃったけれど)でまだショックが全身から抜けず、会社では一日廃人のように過ごしてしまった。普段ならやらないタイプミスや、カンチガイの連続。まだカバーできるような程度のものだったけれど、ありえねー。親類縁者以外の人の死にこれほど衝撃を受けたのは、それこそ今藤幸治さんがなくなった時以来です。
でもたとえどんなにミスをしても、それでも何かやってないと色んな試合(テレビでばっかりだけれど)の色んな思い出が沸いてきて、泣いてしまいそうで。誰かに八つ当たりしてしまいそうで。何事もなく帰ってこられたのは、本当によかった。
いつまでもみんながメソメソしているのは、あのひまわりみたいで、気は優しくて力持ちのおっさんの本意ではないはず。だから、寝て起きたらけろっとして仕事に向かいますよ。
闘魂三銃士(というか「帯をギュッとね!」の三方ヶ原工業の例の人たち)がきっかけで、夜更かししてテレ朝の土曜深夜にやっていた新日中継を観るようになって。勢い余ってその前の「リングの魂」まで観ちゃって。専門誌を読んで知識を蓄えるほどではないし、もうほとんど中継を観ることはなくなったけれど、プロレスが大好きです。こういうことになって改めてその好きさに気付くのも、どうかと思うけれど…それでもやっぱり好きです。
そんな私に出来ることは、橋本の分まで長生きをすること。そしてプロレスを初めとする自分にとって大事なものや、けっして多くはないけれど、色んなところで私を許してくれる人たちを慈しんでいくことだと思ってます。
武藤や蝶野にも、橋本の分まで長生きをして欲しい。もちろんプロレスラーとしても。思えば三銃士の中では、橋本が一番年下だったのに。彼らだって爆弾や色んなしがらみを背負っているけれど、プロレスは今後も彼らを抜きにしては語れない、と思います。そうして気がついたらなんだか矢鱈複雑になってしまったプロレスを、また面白くしていって欲しいです。
千葉ロッテの橋本捕手は、バッターボックスに入るとき橋本真也のテーマを使っているんですが、今日はどうしたのかなあ。千葉マリンにはこれからも行くし、来月は神戸までアウェイオリックス戦を観に行くのですが(丁度ナビスコ順々決勝ダービー@万博の前日にあるもので)、もしスタジアムであれが流れたら、とても複雑な心境になってしまいそうですね。ああ、同じような理由で暫く「帯ギュ!」も読めないなあ…(チョイ役なんですけどね)。
プロレスは去年武藤のプロレスラー生活30周年記念興行を見に行ったきりなんですが、橋本の追悼興行が決まったなら、また行きたいです。そして週刊ゴングや週プロの特集号が出たら買わなければ…。
でもやっぱり、信じたくない。信じられないという気持ちも、まだ根強く残っています。