うららかびより

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国立が戦慄の赤に染まる夜

われらが青黒が広島で紫の小野の人軍団と戦っていたころ、珍しく仕事が7時前に終わった私は、サッカーに飢えていたあまり国立の緑の森に散歩に出かけたあげく、赤くしなやかな肉食獣に骨の髄までほふられちゃいましたとさ。
てなわけで緑さん側のゴル裏で観戦してました(阿部ちゃんごめんよ)。緑さんしょっぱなから引き気味だなあと思ったら、中盤で浦和の選手たちがぐりんぐりん動く動く。こにくいサイドチェンジかますかます。敢えて語弊のある表現を使うと、ほんとにこのチームにはいない人が「いる」のか、と。むしろ前線の役割分担が明確で効果的になったように見えたのは気のせい?正直、埼スタで当たったときより数段恐ろしい。ガンバはデフォルトで中盤スカスカなので、次当たるとき怖いですね…。どうでもいいことですが、書店で「ドラゴン桜」の単行本を見かけるたびに都築を思い出して笑えるのは、私だけですかね(遠い目)。
緑さんは試合への入り方が全てを決めてしまったような。自分たちの形を崩して敢えて引いたものの、それが結果として柔らかいわき腹をみすみす晒すこととなってしまった印象です。
ゴール裏で試合終了後ちょっと色々あって、それは理屈の上ではいけないことだけれど、サポさんたちの気持ちは(完全に、ではないにせよ)わかりますよ。強豪チームによる勝ち点搾取の標的にされていたあの頃の苦みを、ズタズタに負かされたあとの気持ちのおとしどころのなさを、ほんの少し思い出しました。そのせいか、ガンバは勝ったのに気持ちの沈んでいる自分がいます。
いまのガンバの調子はどこまでもつのか。今までは一度落ち込んだら這い上がることが出来なかったけど、今年はどうだろう。勝ってもこの手の不安が無くなることはありません。でもそれでも、私達以外に誰が選手を励まし支える人がいようかという信念があるからこそ、スタジアムに向かうんです。それは緑の人も浦和の人も、みんな同じでしょう。
特に7月は暑さに加えて水曜日にも日程が組まれているので、観る側もプレイする側にもしんどい時期です。チームの地力が問われますね。現に次節はもうすぐそこ。勝ち星先行で8月を迎えたいものです。
ふーしかし疲れた。11時に家にたどり着くまで、なにも食べられませんでした。携帯の電池も切れちゃうし、やれやれ。