うららかびより

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今更ですが日本サッカーミュージアムレポ

実際に見学したのは5月22日ですから、もうかれこれ1ヶ月前のことになりますかね…打っちゃりすぎだよ私。薄れ行く記憶を何とか書き出しながら、写真片手にいってみます。

正面玄関を入ってすぐの無料エリア、向かって左にあるのは、今は消滅してしまった(その志は横浜FCに受け継がれています)横浜フリューゲルスのグッズ各種を収めた硝子ケース。沢山並んでいる選手カードは、練習場でファンサービスの一環として選手がそれぞれ配っていたものです。サポーターにはこれをコンプリートするという楽しみがありました。もう辞めて行った選手、行方の知れない選手、今も現役で頑張っている選手…悲喜こもごもです。


この中学生顔は紛れもなく、大黒将志。ミュージアム正面玄関に面した内壁には、日本代表において節目節目でゴールを決めてきた選手が、そのゴールの日時とともに紹介されています。ドイツW杯予選のホーム北朝鮮戦でのゴールが認められてのこと。このゴールが全ての始まりでした。そして大黒の快進撃は、まだまだ止まらないのです。


階段を下りると、有料展示エリア「ピッチ」(わかりにくい名前だ)の入り口と、FLAGS TOWNの支店があります。少し什器の間が狭くて手狭な感じ…でもそれほど混んでいないのでゆったり観られました。J1のマフラーが平積みで展示されているところがあったのでした、何故かガンバだけ品切れで何も無かったですよコンチクショウ。
写真は何故か撮っていたレフリーグッズのコーナー。


「ピッチ」入り口から階段を下ると、日本代表の活動を軸とした日本サッカーの歴史を辿っていく展示がコンニチハ。柱谷哲二キャプテンのユニや、メキシコ五輪時の代表選手寄せ書きなど、歴史的な展示物が沢山あります。
これは2002年当時の日本代表のロッカールームを再現した展示コーナーにあったトルシエ元監督の書割。「六月の勝利の歌を忘れない」からぶっこ抜いたと思われる、まくし立て声も流れています。リアルだ(笑)。


宮本のロッカールーム。比較的整頓されていますね(笑)。


ガンバにとっては千客万来のお守りとなったマスク様。デフォルトで白かったものをマジックで塗りつぶしたというのは、有名な話ですね。マジックインキがところどころ褪せていることに、時代を感じます。…くさいのか、と身もふたもない感想を抱いてしまった自分にトホー。


中田英寿のスパイク。予想に反してちっちゃかったですね。やっぱりパンツと同じで小さいのが好みなんですかそうですか…(失礼千万)。


君も今日だけ日本代表だ!って感じで円陣に参加できるマネキン展示(笑)。お約束として「べっ、べっ、べっ、うぉーい!」と揺れながら決めてみた後で、内側から激写。やけに似すぎていて恐かったです。特にナカタコ氏。小野君はもっと愛敬がある顔だと思うのですが…チンピラのようになっていてショック…。


中でもこの松田直樹戸田和幸ペアはサイキョーに恐かったです。有り金全部差し上げますから兄貴、顔は辞めてください。


♪足首太もも〜おと〜このーせかーいー♪と、かつて日本語の新しい可能性を提示してくれたあの曲を口ずさんでしまいたくなる、オリヴァー・カーン像。あの生涯一度のミスを繰り出した直後、そして試合終了後座ったまま動けなかったあの時の表情。どちらも忘れられないものです。しかしそのあと、あんなことやこんなことが彼の身に降りかかろうとは…南無。


決勝戦のあの日、空から降ってきた折り鶴です。色々あった大会で、自分とサッカーの付き合い方や、これからの生き方など、色々考える事が多かったけれど…あの鶴の美しさには、救われました。そして今、前田の為に千羽鶴を折ろうとしている自分がいる。何とも不思議な巡り合せ。


前田の1万ゴール記念ボール。
今は体を休める為にピッチを離れているけれど、あの日の万博で彼が多くの心を揺さぶった証。


前田ボールその2。触れる展示の多いミュージアムにあって、これは硝子ケースに収まっていました。一部スポーツ新聞の報道では、ユニフォームも展示されるということで期待していたんですが、私が観た時にはありませんでしたね。


去年のステージ優勝チーム、横浜F・マリノス浦和レッズ並びに、ナビスコカップ優勝チームFC東京の展示コーナー。いつか私たちのガンバも、あの高みまで上り詰める事が出来るのでしょうか?近い将来となるよう、信じましょう。


最後に有料エリア「ピッチ」の入場券と、入り口で貰ったイエローカードの青バージョン。「ピッチ」の入場券はなんと、2002年W杯の入場チケットをかたどっています。

他にも永井雄一郎君と田中達也君のドリブルの違いがわかったり、高度な戦術嬢の駆け引きや過去のスーパープレーも見られるスペース、選手の子供時代の写真(個人的に一番ウケたのは木村和司さんだった…小さい頃からすでにあの顔(笑))など色々あります。サッカーファンなら、有料エリアはお金を払っても惜しくない満足感が得られるのではないかと思います。大阪の方も上京の際は是非、お越しください。