森田先輩はもう少し小汚い感じがいいなあ

辛うじて起きていられたので、ようやくアニメ版「ハチクロ」を観ることができました。うちのテレビがぶっ壊れたのかと思うくらいに、ソフトフォーカスが多用された画面でびっくりですわい(笑)。ただ、なんつうか…作画は丁寧な作りだし原作のストーリーを忠実になぞろうとしている。それはいいのだけれど、普段は気にならないアニメ独特な、ちょっと生身の人間のアクションとはずれた感じのする演出とか、声優の節回しなんかに違和感を感じましたね…。緻密に作られてたレース細工みたいな世界である一方で、そういう「作りの副産物として出る訴えの濃さ」から遠いとこが、原作のよさなんじゃなあないかと思うから。澄み切ってなくて少しくすんだ感じの、昼と夜の間(ピーターじゃねえんだから)みたいな空気がね。
今日の挿入歌は、スガシカオちゃんの「８月のセレナーデ」。真山と(まだ出てきてないけど)理花さんのひりひりするよな関係性には、シカオちゃんの歌が似合うだろうな。理花さんみたいな人物は、演出次第で凄く薄っぺらくなってしまいがちだから、声優さんと演出家さんには期待しております。
挿入歌は週替わりな模様。つじあやのさんやGRAPEVINEあたりを使ってくれると、うれしいです。
最後に「上田祐司はいつからうえだゆうじになったの？」と香ばしいツッコミをして寝ようと思ったら、はてなのキーワードに答えが書いてありましたよ(笑)。そういや相楽左之助だったね。遠い昔だなあ…。