今週末のセリエA中止

ローマ法王氏の病状が余談を許さぬ状態になってきたため、今週末のセリエAは全試合中止となるそう。選挙に向けた集会も中止。日頃宗教色をさほど強く打ち出してこない国だけど、それは日常のものとして浮かずに密着しているということなんだな。
私はキリスト者ではないけれど、大学はカトリック系で教会は遠い世界のものではなかった。神父の先生にも教わっていた。大学に併設されている教会でもミサが行われているらしく、ニュース番組で取り上げられていた。それで知ったのだけれど、どうも今の学長は、法王の右腕と言われる人物らしい。相変わらず凄い人物が密やかに潜伏しているところだ…。
助かって欲しい誰かのために祈るというのは、宗教行為云々を超えて、誰でも行うことだ。効果の有る無しはこの際関係ない。やはり人が死に、それに伴って生まれ渦巻く悲しみは端から見ていても忍びない。世話になった先生たちにも関わると思えば、尚更だ。
だから私も隅っこの方でちょっとだけ、祈らせてもらおう。