今まで聴いてきたのはなんやったんじゃい。

まだFMラジオとAMラジオのアンテナセッティングが今一甘いのだけれど、一応CDとMDは鳴らせるようになった。手持ちのCDから何となく鳴らしてみたのはこれ。CCCDです、すみません(とほほ)。

加爾基 精液 栗ノ花 (CCCD)

…前々から先代ラジカセは重低音の鳴りがスッカスカだなあとは思っていたが、性能の違い(つってもこのMDコンポだって4年前くらいの機種なんだけれど)愕然とする。私の耳には、ベースの音は殆ど届いてなかったらしい…アワワ…。このアルバムも、今まで林檎姫の歌声ばかりが耳に付いていたけれど、想像以上にふくよかで豊かな音世界だった。この人はジャジーなアプローチを多用しているからなあ。そういえば東京事変のアルバムもまだ買ってなかった(貧乏ゆえ)。
しばらくいろんなCDを聴き返してみよう。新しい発見があるかもしれない、いやあるだろうなあ。特にブラフマンとかマッドとか。ハードコアパンクは重低音が肝だから。なんだか騙されていたような変な気分でウエダタケシとかコウジ君(あ、レディオキャロラインの事をすっかり忘れてた)とか色んなベーシストの人に謝りたい勢いだけど、それでもやっぱり粗大ゴミに出すには愛らしすぎる、先代君なのだった。ちょっとしたものにでも情が移って捨てられなくなる。だから部屋の中がいつまでもきっちり片付かないのだな。嫁に行くまでになんとかしなきゃだな。