うららかびより

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この芳しくも業の深いフットボールは、誰のもの?

5月6日以来の更新となります。忙しい仕事と体調不良とのコンボが、もう若くはない体にかなり効きました。AOQLOものころうバナーもストップしてしまい、すみませんでした。中断明けのたびに謝ってばかり。いかんですね…。ついでに書くと、試験日まで一ヶ月をきった簿記の勉強もストップしております。はい、いかんですね…(遠い目)。
それはそうと、本題へ。歓喜に満ちた豊田スタジアムから、2週間ぶりのガンバ。埼玉スタジアムへ、浦和レッズガンバ大阪を観戦しに行ってきました。
試合自体は、双方がプロフットボーラーとしての意地とプライドをガチでぶつけ合う名勝負となりました。点を取ったり、取られたり。うちの連中は、試合開始から積極的に仕掛けてくる相馬やエジミウソンにてこずって、受身になる時間帯が多かったですね。しかしそれでも、一試合ごとにギュンギュン成長してゆく中澤や、浦和の圧力に戸惑いながらも、目の前の相手に向かっていく下平、いつも頼れる山口と明神、そしてその肉体は反則だといいたくなるくらいにカッチカチな加地。かつてはもろくて当たり前とされてきたガンバの守備陣が、集中力を切らさず対処し続けました。特筆すべきは、やはり松代の活躍でしょう。かつての神セーブ連発の、頼れる守護神が戻ってきました。GKの力で何とか負けないですんだ、そんな試合も多かった昔のガンバ。あの時と変わらずに、真摯に目の前のボールに向かい続ける松代には、本当に頭の下がる思いでした。1本でも先に浦和に決められていたら、まったくちがった展開になっていたと思います。ちょうどガンバ側のゴールを守っていたので、声援が少しでも後押しになっていたらいいなと思います。
しかし一方で、カウンターの動き出し、第一歩が遅くて中盤あたりで失速するのは相変わらず。中盤の守備とCBをがちがちに固めてくるチームには、いつもてこずっている印象。加地もまだボールを持って前を向いたときのキレがいまいちで、この日は守備重視だったように思います。下平も、最初から半ば攻撃を捨てた姿勢。ゆえに彼の個性が十二分にピッチを躍動したとはいいがたかったのですが、山口のフォローもあって、浮つかずに対処していました。
浦和は、単なる放り込みだけでなく、しっかり組み立てた上での縦へ向かう攻撃が強化された感じ。以前はまず守備的に入ってどっしり構えて、相手をいなしてカウンターに入ることが多かったように思います。高原、エジミウソンと前線の面子が変わったのも大きいと思いますが、それ以上に梅崎の存在が大きいようですね。去年までの枯れた攻撃とは違って、相馬も含めたはつらつとした攻めが展開されていました。ただ、この形ができてから間もないせいか、細かいミスや粗さが目立ち、それにガンバは救われていましたね。
ガンバの先制点は、中澤。ホーム側のゴールで決まったものですから、よく見えず、最初は誰だかわかりませんでした。でも、地面へのぶっ倒れ方と足の広げ方で中澤とわかりました。試合終了時とかも彼はよく地面に転がって大の字になりますが、そのときの角度や姿勢はたいてい同じなんですよね。不思議だ。浦和守備陣の注意がそれたところから、どーんと飛び込んでヘッド!空中戦に強い山口のたたきつけるようなヘディングとはまた違った豪快な一発でした。流れからなかなか自分たちの形を作れなかっただけに、セットプレイからの先制点はほんとうに、待ってました!といいたくなりました。
2点目は、山崎。ゴール前にまじめにきっちりつめていた(なぜかガンバの選手でこういう動きをする選手は少ないんですよね)のが、報われましたね。前半終了間際のいい時間帯に追加点が決まったなあと思ったら、なにやら浦和の選手が審判の岡田氏に詰め寄っています。判定に、不服な点があった様子。帰宅後、ニュース番組を見返してみて、なるほどと思いました。確かに微妙な判定です。ただ、セルフジャッジで足を止めてしまったのがもとで点を取られたこと自体は、また別の問題。最終ラインのセルフジャッジは、半ばガンバのお家芸と化してますから、そのときの悔しさ、やりきれなさはすべてではないにせよわかりますが…やはり笛が鳴るまでは勝手に判断してはいけないということです。でもこの問題、明日はわが身です。ガンバの選手も、もうちょっと、セルフジャッジを減らしてほしいものだ、としみじみと思いました。
このことでかなりピッチはきな臭い雰囲気となりましたが、残り時間が少なかったためそのまま、終了。まだ浦和の一部選手と、審判岡田氏がもめていました。後半は荒れるかもしれないな、と腹をくくりながらのハーフタイムでした。
後半は、なぜかガンバの選手が出てくるのがおそく、おまけに明神がピッチに入らないうちにキックオフ。「実は西野さんのヅラを探していた」「明神の大が長かった」…いろんな可能性が考えられますけど、ありゃあいったいなんだったんでしょうね。
それはともかく後半も、どっちかというと浦和のほうが仕掛ける回数が多かったと記憶してます。ガンバのエンドはホーム側になってしまったので、戦況がしっかり把握できない分ハラハラ倍率ドン!さらに倍!もう手をたたいて、なかなか前から聞こえてこないチャントに耳を済ませて合わせるのに精一杯で、わらにもすがる思いとはこのことです。スリルとホラーとサスペンスにあふれた守備でぶるぶるしていた数年前に比べたら、選手たちは落ち着いたものですが、私と来たらもう…いやあほんとにチキンですみません。
8分には、散々ガンバを苦しめていた梅崎が、自分でつかんだFKを豪快に決めました。スタジアムの半数以上が赤くざわめいて、大きく波打ちます。ここにいる人のほとんどが望んでいるのは、浦和の勝利。でもおいそれとそうさせるわけには行きません。私たちは、彼らの勝利の晩酌の肴になるために、ここまできたんじゃないんだから。前半がんばったおかげで、まだ1点のビハインドがありますが、もう1点、いや、2点取らないと安心できない。ガンバがすべきことは、虎の子のリードを守ることじゃない。前を向いて、リーグ屈指の守備陣に立ち向かって、点を取ることです。早速西野さんが、動きました。
後半14分、西野さんにしては早い時間帯から一気に二枚替え来ました。山崎と下平に替えて、遠藤と安田です。「さあ、へその下に力を入れて、最後まで攻めることを忘れるな!」という、メッセージと勝手に解釈。試合中はほとんどコミュニケーションのとれぬ監督と選手にとって、交代は数少ない伝達手段のひとつ。それは時として、どんな戯言よりも雄弁でこころにしみとおるのです。
安田はボールを持って前を向いたときはそこそこやれても、受身に回ったときに相手の間合いに突っ込むか、受け止めるか判断に迷っているきらいがあり、心配になりました。変なたとえですが、ガンバにいたときの児玉新を思い出したなあ。やはりまだちょっと、コンディションがいまいちなようです。A代表にまで上り詰めて名を上げたぶん、研究されてマークもきつくなっていますし。しかし本人は至って前向き、その心がちっとも腐らないことには感心します。
遠藤が中盤にいると、ピッチが引き締まります。本来なら遠藤が不在の間は、二川がピッチの王様になってほしいところですけど、この謙虚な男はどうも、縁の下の力持ち的な今のポジションに居心地の良さを感じている様子。彼の持つポテンシャルを思うと、見ている分にはどうも歯がゆいのですが、一所懸命ボールを追いかけて守備をするようになった彼もまた、じわじわと味わいがあって。すきあらばゴールを狙うぎらっとしたナイフみたいな気持ちは、いつまでも懐に隠し持っていてほしいのですが。
ルーカスは、守備にも奔走してくれました。FC東京時代に苦しめられてきた加地と彼が右サイドで並び立っているところを見ると、なにやら複雑な気持ちになって、お腹の奥がもそもそしてきます。もっと前を向いてボールを受けさせてあげたかったのですが、状況がなかなかそうさせません。それでも長い足でふてくされずに駆けずり回る…なんていいやつなんだ(しみじみ)。
のどから出が出るくらいほしかった3点目。近いようで遠いゴール。浦和は山田に替えて鈴木啓太を投入し、中盤を整えてきました。1分1秒が鉛のように重く、遠く、試合終了時間が近づくどころか遠くなるような錯覚さえ覚えてきた後半23分。遠藤の前に、映画「十戒」の有名なワンシーンのごとくぽっかり空いたゴールへの軌道。それを真ん丸い目で見逃さず、右足一閃。力強く命を吹き込まれたボールは、ギュンとうなりをあげて鋭くゴール右隅に突き刺さったのです。スタジアムの青い一角だけが、喜びを爆発させ、大きなチャントが響きます。3-1。ボール保持率やシュート数、チャンスの数を思うとまだまだ油断できない点差ではありましたが、ここ最近苦しんでいた遠藤の、復活ののろしとも思えたそのゴールは、たった1点以上の喜びと重みがあったのです。いつまでもこのままだと心配ですが、ガンバは遠藤保仁のチームなのです。
後の時間帯は、本当に耐え忍んでいた記憶しかありません。あまり試合の流れに影響を与えられていなかった高原に替えて、若いエスクデロ・セルヒオを投入し、田中マルクス闘莉王がさらに前へシフトした浦和は、完全なパワープレーモード。粗い丁寧お構いなしに、すきあらばギュンとボールを前へ放り込んできます。ガンバはこの手のプレイを、やるのもやられるのも大の苦手。中澤がまだ幼さの残る顔を引き締めて、怒鳴り散らして纏め上げ、山口が抜群の危機察知能力としなやかさでもって相手をぎりぎりでしとめます。それでも後半34分には、エジミウソンのヘディングで失点しましたが、よくあれだけですんだな、という感じ。私はと申しますと「頼むから早く終わってクレー」「げげっロスタイム5分かよ岡田さんなんというドS」「やいこら後ろのやろう、やじってる元気があるなら歌っとけ!そのほうが届くだろーが!」「腹ヘッタヨー」という怒涛のように渦巻く気持ちを貧しい胸の奥に収めながら、時々目から変な汗を出しながら歌い続けておりました。
ロスタイムは本当に長かったです。私の体内時計がおかしくなっちゃったのかと思うくらいに。普段はずっと立っているとめまいがして、45分のうち1回は座り込んでしまうのですが、もうそれを忘れるくらい、自分でもびっくりするくらいゲームに入り込んでいました。いつの間にか、目の前に広がる広大な赤いサポーターの一群が眼に入らなくなって、私と、周りのガンバサポーターと、ピッチにいる22人しか、そこにはいなくなっていました。一瞬が永遠にも感じられました。
ピーッ、ピーッ、ピーッ。
張り詰めたものがどっと、埼玉の空に吸い込まれて消えていきました。勝った!埼玉スタジアムで、悔しい思いを何度もしたこの場所で、希望がぐしゃりと音を立てて藻屑と化したこの場所で、ようやくガンバの連中が、勝ってくれた!逆境に、何度も折れてしまったこの場所で!減っていたはずのお腹が、幸せでいっぱいになったかと思いました。
…それだけで終われば、よかったのですが。

一連の出来事

ここからは、ゴール裏にいたときに、実際に見たことをありのままに書きます。
まず試合前。緩衝地帯をはさんで、両チームのサポーター同士での小競り合いがあり、実際に目撃しました。どちらから仕掛けたのかわかりませんが、気がつくとにらみ合いが始まっており、罵り合っているように見えました。今年から、浦和のサポーターグループのひとつが、主戦場をアウェイ側ゴール裏に隣接するブロックに変えたと聞いていたので、早速やり始めたんだなあとうんざりしていました。勝負事なので、多少のやりあいはあるとは覚悟していましたが…それにしても緩衝地帯が狭すぎる、と思いました。ほんの数メートルです。警備員も、とくに警戒しているようには見えませんでした。そのうちガンバサポーターの一人が、何かをあちら側に投げ入れました。ペットボトルのように見えました。報道では水風船も投げられたということになっていますが、私は少し遠くのほうに座っていたので、判別できませんでした。投げ入れをきっかけに、一気に雰囲気がきな臭くなりましたが、警備員がとくに警戒を強めたわけでも、主犯をつまみ出したわけでもなく成り行きに任せる感じで…こんなことでいいんだろうかと疑問に思いました。ヤマハスタジアムの一件からまだ1年もたっていないのに、なぜ同じようなことが繰り返されるのか。もう少し近くにいたら、止めに行きたかったです。騒ぎを聞きつけた有志が諌めにいったようで、試合が始まるころには収まりました。
ハーフタイムのときも、怒鳴り声がすこしすると思っていましたが、友人と話をしていたので一部報道にあったような投げ入れはこの目ではっきり見ていません。
試合後、ガンバの選手が輪になって喜んだ後、こちらの応援エリアに来たところで都築と闘莉王が二言三言言い、その後で両チーム入り乱れたもみ合いになりました。そのときは、なぜあの二人が怒っているのかわからず、「まだ判定に不服を持っているのだろうか?」とハラハラしながら観ていました。そうしたらじきに、緩衝地帯付近にいた両チームのサポーターが、衝突をはじめました。こちらからまたペットボトルか何かが投げ込まれたのを機に、後は泥仕合。浦和サポーターから「帰れ!」コールが起こり、空中を飛び交うものがいつしかペットボトルだけではなく、さおや旗とバラエティに富んできたのです。「止めに行こうか」とまた思いましたが、私より大きな体の男の人たちが、すごい勢いでもみ合っています。血の気が引きました。「これはやばい」。そう思って早々に立ち去ることにしました。駒場がホームだったころ、何回か出島の封鎖があったと聞いていたので、この調子なら今回もあるだろうと判断したので。騒動が起こっているほんの数メートル手前の通路を何とかくだり、スタジアムを抜けるゲートに向かいました。まだ、階段付近にはサポーターがたくさんおり、この騒動だというのにのんきに写真を撮っている人も…。登録サポーターらしきおにいちゃんが、「写メはやめて、はよみんな逃げて!」って言ってるのに!男性サポが何人も止めに入っていましたが、もはやきっかけなどどこかに吹っ飛んで、暴れるために暴れるようになってしまった人たちが、入り乱れて柵をなぎ倒していました。警備員の帽子が、切なく吹っ飛んでいきました。
スタジアム外に、抜けると、すでに浦和サポが何人か集結しだしていました。その中の一人が、「お前らに罪はない、早く帰れ!」。刑事ドラマのロケでもやってるのか?と一瞬錯覚しましたが、その後から来た浦和サポが、鬼のような形相で「○●※△!」と言葉にならない言葉を発するので、こりゃやばいと思って光の速さでその場を離れることに。外は、こういう状況なのにガンバユニを着たまま暢気にペタペタ歩くサポーターが浦和サポともめることなく普通に駅まで歩いています。あの騒ぎなんて、なかったみたいに。拍子抜けしてしまいました。
悔やまれるのは、自分の保身に必死で、周りにいたサポや知人友人に「このままだと封鎖が起こるよ」と教える余裕もなくおいてきてしまったことです。伝えていれば、少しでもみんな早く逃げて、取り残されることもなかったわけです。その後、封鎖が3時間にも及んだと知り、私はみんなに申し訳ない気持ちになりました…。mixiや携帯メールのおかげで、みんなの安否や状況を知ることはできましたが、沈静化するまでは本当に、気が気じゃありませんでした。
サッカーは、勝負事。争いごとには、相手に勝ちたい、凌駕したいという気持ちは必ず含まれてきますし、常にジェントルでいるのは難しくなるでしょう。ただ、いち社会人として超えてはいけない一線はあるはずです。ガンバサポーターである前に、日本の社会の一員であり、日本人なのですから。
ただ、試合前からきな臭くなっていたし、審判の判定にサポーターがカリカリしていたのは明白でした。もう少し事前対処ができれば、こうはならなかったでしょう。あそこまで人が入ると緩衝地帯を後から広げることは難しい。ならせめて警備員を増やしたり、試合前の時点で投げいれをした輩をスタジアムから出してしまうなど、運営側にももう少し早めに動いてほしかった。浦和はこうしたトラブルの処置に慣れていると思ったのですが、少々以外でした。
そして、同じガンバサポーターとして情けなく、被害にあった人に申し訳なく思うのは、試合前のこの愚行に対して、ノーという姿勢を貫けなかったことです。周りの人間はなぜ体を張って止めん!とまでは言いませんが、「サッカーではよくあること」「欧州ではもっとすごい」みたいに、スタジアムでのこの手の振る舞いがいい加減に許されてしまっている傾向がある。ここは欧州ですか?んなわけないじゃないか、ここは日本ですよ。日本には、日本にあったやり方があるはず。悪習まで応援に持ち込んでどうするんです。去年のアウェイ、磐田戦で起こってしまった愚行。これではそこからガンバサポーター全体が何も学んで、進んでいないみたい。どうしたら、自浄作用が出てくるのかなあ、私にはできることはないのかなあと考えてしまいます。直接、注意するのは怖いし勇気が要ること。私だってできないし(今回もできなかったし)お勧めできません。でも、「させない雰囲気」は作れないものか?
悪いことは悪いって、わかってほしい。ピッチの上で繰り広げられるフットボールは、選手たちと、彼らを愛するサポーターのためにある。そしてサポートという活動は、ピッチの上に還元されるものであってほしい。選手を喜ばせるどころか、かえって気を使わせ、あまつさえ謝らせるなんて、それこそ本末転倒です。日ごろの鬱憤を晴らす方法なら、いくらでもある。そういうのがやりたいやつは、よそに行きやがれ。…といいたいところだけど、同じチームを応援するからには、彼らも仲間です。関係ないと感嘆に切り捨てるわけには行きません。それじゃあ、何も変わらない。数々あるサッカークラブの中で、ガンバを選んだからには、最初はガンバにフットボールのよさを求めて、スタンドに来たはず。それなのに、どこをどう間違って、本来応援に必要のない水風船を、最初からやらかすために準備してスタジアムにもちこむ人間になってしまったのか。なんとか、立ち直ってくれないものか。
一番悲しいのは、この件で被害にあったサポーターが、生観戦やサッカーそのものに幻滅して、スタジアムに来なくなってしまうかもしれないこと。両方のサポーターに被害が出て、社会的にも大事として取り上げられ、ほかのクラブも含めた日本のサッカーのパブリックイメージを貶めてしまった。これはもう、チームにかかわらず、悪い人は悪いと、ちゃんと喧嘩両成敗にしていただかないと。運営主管は浦和ですが、ガンバフロントにもきっちりした対処を行っていただきたい。身内に甘い組織なんて、ろくなもんじゃない。磐田戦の処分だって、結局うやむやになっているじゃないですか。
それは選手のためになるのか?君たちは、フットボールを愛しているか?まずはそこから、考えてほしい。頼むから。相手がいなきゃ、試合できないよ?馴れ合いなんぞすることはないけれど、それなりのリスペクトは必要だと思うんだ。