うららかびより

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五連勤の後の三連休/最近面白いと思った本

ウダウダ休暇満喫中

で、ありおりはべりいまそかり。昼前におきだしてブランチというにはあまりにも昼よりな食事を取った後、ようつべでミッシェルガンエレファントのライブ画像を見たり、ちょっと部屋の整理をしたり。微妙にインドアかつ暗めの休日ですが、それはそれ。月曜日に高校サッカーを観に行く以外は、敢えて予定ナシにしてみました。
しかしたった9日間、されど9日間です。ちょっと長期休暇をはさんだだけで、人の体はこんなに鈍るもんなのかとがっくりきます。今年最初の五連勤、本当にきつかった。しょうもないミスはしませんでしたけど、体力的にきつかったんです。年初から、うららかをもりもり更新しようと毎日夜更かししてたのも祟ったのでしょう。思えばもう今年で32歳。「スリムでありたい」とかオサレーな理由よりも、「長く普通に生きるために」健康を大事にする必要がある年代へ差し掛かってきているのをひしひしと感じます。ヤレヤレ。簿記の勉強もろくに出来ませんでしたもん。今度の試験こそは受かろうと思ってるんだけどな。思うだけじゃだめなんだよな。
あと、木曜日はうっかり「墓場鬼太郎」の第一回なんて観ちゃったりして。早朝会議で疲れてるくせに。ちょっと時間が短く感じて物足りない面もありつつ、夜中で観るには怖かったし毒もたっぷりでした。2回目のアニメ化以降は、鬼太郎がいかにも正義の味方然としてしまっておりましたが、こちらのテイストのほうがむしろ本来の水木節に近いですね。勧善懲悪も、程々がいいです。いいとか悪いとかって、あんまり決めすぎると、正直疲れる。オープニングテーマが電気グルーヴ、エンディングテーマをしょこたんが歌ってるのもなんだか不思議な雰囲気。瀧としょこたんは、声優で登場する予定もあるそうですね。どんな役なんだろう。来週も、夜更かしして第二回を見るつもりです。
今日は一日ダラダラして、とにかく疲れを取る。これに限る。
ガンバについても決まったことや決まってないけど決まりそうなことなど、いろいろありますね。簡単にまとめると、
「入江さん、お疲れ様。福元いらっしゃい。水本、早くはっきりしてくれないと胃に悪い。バカ田大学と間違ってないよな、安田。オレのOTと対談する橋本、おまえさんに軽く嫉妬。家長、チンタラしてないで早くきめてしまえ。おいおい、振込み詐欺とは穏やかじゃないな」
といったところでしょうか(間違ってる気もしますが)。ま、ガンバのことはまた別に書くとして、ぼちぼち追いかけていきます。えーと、93年にJリーグが出来たから、今年でもう15年目か。そろそろ人生の半分がサッカーを軸に廻ってきたことになるんですねえ(しみじみ)。若い人はもうとっくのとうにそうなってるんだろうけど、私はJが始まったころ高校2年生でしたからね…って老け込み自慢をしてる場合ではない。やれやれだぜ、自分。

みっせるさんの動画をあさってるうちに、懐かしいこの曲を見つけ、聴いている内にふっと旅に出たくなりました。今年もガンバをめぐる冒険、いくつできるでしょうか。2月のパンパシフィック選手権は、簿記試験の日程と被っているためにいけないのですが、もうちょっと万博に行きたいなあ。青々とした万博の芝の上で、唸れ。青と黒ののウルトラフィードバックグルーヴ。今年もお高い連中を、ひっくり返して切りきり舞いさせてやろう。…去年はひっくり返されることのほうが多かったから、よけいにね(遠い目)。関東アウェイでももうちょっと勝っていただけるとありがたい。千葉戦とか、柏戦とか、ゼロックス安田祭りとか、思い出深い試合も多いんだけどなあ。

最近面白いと思った本

えー、ここで唐突に告白すると、去年は大掃除をやり切れませんでした。バッチイ部屋からトンズラこいて、綺麗な泊まり先で新年を迎えただめな私です。片付けられない女と呼びたいなら呼べばいいさ。ほんとのことだから仕方ないしなー(泣)。

片付けられない女魂

片付けられない女魂

でもこの本を読むと、片付いていく過程にはものすごいカタルシスがあるんだな、ってことを再確認させられます。この本は、書き手である夏目さんが10年以上片付けてなかった部屋と格闘し、時にはサボり、悪態をつきながら片付けていく過程をつづっていたブログがもとになったもの。この手のブログ本って、正直バカにしていました。ブログというか、ウェブ日記の面白さって言うのは、その日その日の積み重ねを一緒に歩みながら、その世界に段階的に入り込むことができる点が大きいと思うのです。それを一旦活字化というワンクッションをおいてしまうと、現在進行形のもの特有の熱気がそがれてしまうし、なんだか構成のアラも目立つようになり、正直今までいいと思えるものは少なかった。最初から金を取り他人に見せるということのために書いてないのが、かえってマイナスになってるみたいで。森博嗣の日記シリーズは面白いですけど、アレは最初から作家として読ませることが前提となってましたからね。
でもこの本は違う。なんでだろう。私はこの本を知るまでブログの存在すら知らなかったんですが、引き込まれました。ひたすら捨てまくって整理しまくって、汚い部屋を片付ける。本当に、それだけなんだけどでも面白い。着々とものが片付いていき、新しい空気ができていき、そして最後の最後に、ほっこりするんです。著者の人となりと父上のナイスキャラも、上手い具合に片付け生活へいろどりを添えています。夏目さんの文章は、「そんな自分にごほうび」とか言い切るような甘ったるさがなくて、かといって「これまで片付けられなかった自分」を貶めてるわけでもない。そこがいいのでしょう。私もパッパッパーと片付けて、気持ちよく外を眺めてみたいッス。
ちなみにこのブログ、現在も更新中です。これから、ちょくちょく読んでみようと思います。