【A3賞金】こちとらボランティアじゃないんだぞ【未払い?】

2006年A3チャンピオンズカップ。覚えておいででしょうか。久々にボッコボコのフルボッコにされたり、2位という額面だけは綺麗だけど実際は2005年優勝の勢いを生かせないままの不完全燃焼。天狗の鼻をポッキーンと折られた大会だったので、脳内ですでに存在ごと抹消してらっしゃる方も多いかと思われます。かくいう私も、そうでした。今朝まで、忘れていたんです。しかしまた、むかつきとともにあの記憶がよみがえる日がこようとは…。
発端は、昨日出たこの記事。短いので、引用させていただきます。

昨年６月に中国で行われたサッカーの日中韓リーグ王者などによるＡ３チャンピオンズ杯で、参加チームへの賞金未払いの問題が起きていることが５日、分かった。Ｊリーグ関係者によれば、大会運営にかかわった韓国の広告代理店から中国サッカー協会に収益金が支払われていないため。
参加した４チームすべてが賞金の対象。金額は優勝の上海申花（中国）が４０万ドル（約４３６０万円）で、３位の浦和には１５万ドル（約１６３５万円）が支払われることになっている。
各チームへの未払い額は不明だが、浦和については昨年末の時点で賞金全額が支払われていないという。
［2008年1月5日12時59分］

Ａ３の賞金未払い、浦和にも支払われず - サッカーニュース : nikkansports.com

ひどい話です。浦和だって日程と費用をかけて行ってるし、現地では大気汚染にも悩まされたっていうのにね。好む好まざる、実りのあるなしにかかわらず、Jリーグが公式サイト内にコーナーを作ってまでヨイショと強制してるんだからどうしようもない。そこまでして参加してるんだから、ちゃんとお互いやることやってきっちり締める、それが大人のマナーだとしょこたんも言っている。ビジネス云々というよりも、信頼関係の問題。Ｊリーグと日本サッカー協会も行け行け言うだけでうっちゃらず、しっかり間に入って、訴えるなりなんなりして最後まで面倒見なさいよ！と怒りを感じつつも、あくまで第三者の立場で見てたんです。が！
スポニチの記事を見ていたら…見逃せない箇所を発見しました。

日本、韓国、中国のリーグ王者によるＡ３杯で参加チームへの「賞金未払い問題」が浮上した。昨年は６月に中国で開催。日本代表の浦和は３位となったが、賞金１５万ドル（約１６３５万円）は今も未払い状態で中村ＧＭは「１円ももらっていない。１位じゃなくてよかったよ。去年も未払いらしい」と苦言。Ｊリーグ関係者によれば、大会運営にかかわった韓国の広告代理店から中国サッカー協会に収益金が支払われていないことが原因という。
[ 2008年01月06日付　紙面記事 ]

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/01/06/05.html

「去年も未払いらしい」。って。
2007年の前の年って…2006年。ということは、われらがガンバ大阪と、お犬様に対しても未払いなんでしょうか。2位の賞金もらえないで、泣き寝入りしてたの？本当なら、何なんだろう、それ。なんでいままで、明らかにならなかったんだろう？うちのフロントは、なにもアクションを起こさなかったんだろうか？ソースは今のところ横山ＧＭのコメントだけですけど、もし真実ならこれは穏やかではない。
川渕さんよ、DREAMなんていってないで現実を見てくださいよ。今こうして、人と人、組織と組織の間に当たり前のようにあってしかるべき信頼関係に大して、傲慢にも泥をぬったくって踏み潰すようなことが平気で行われてる。そこから目を背けてないで、しっかり向き合ってもらいたい。それもできない大人が、子供たちに夢を観ろなんて語れるの？夢は現実の厳しさから目を背けるための甘いキャンディじゃない。未来への希望は、今をしっかりと生きるためにあるんだ。きっちり、やることやろうよ。
…うーん、正月早々モヤモヤするのは、稲本特集を観て「稲本と宮本がいなくなってから、ダイナミックなロングフィードがなくなって、うちの攻撃の選択肢は減ったんだよなー」とひとりごちた時だけにしたかったな。何はともあれ、浦和に一日も早くちゃんとお金が振り込まれますように。ガンバと千葉についても、未払いならきっちり解決して欲しいです。Ｊも日本サッカー協会も、もうおとそ気分はここまでにして、きっちり働いてください。しかしこんな問題を抱えたまま、今年もこの大会を行う意義はあるのかなあ…。
この記事の作成に際し、和尚さんより情報をいただきました。ありがとうございます。深く感謝いたします。