うららかびより

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痛い、痛いがしかし…

さて、鹿島戦。スコアと、橋本が退場したということだけは、僻地に暮らす人間の携帯にも伝わってきました。試合のことはさっぱり分からないので、見に行った方による客観的な分析を待ちます。
なんか念仏みたいに同じ事を書いている気がするし、根性論・精神論みたいで中畑清のことを馬鹿にできないなあって思うんですけど。実際鉄板な根拠を出せといわれたって提示できないし、ネットの片隅でプギャー!って言われそうなんですけど。でも負けるたびに、いつもおんなじことを考える。
ここで何もかも投げて捨て鉢になったらそれまでだけど、諦めなかったら何か起こるかもしれない。去年、長居スタジアムでの今野泰幸くんのひとけりが、等々力に幸せを呼び込んだときみたいな、何かが。
「なにか」、「かもしれない」。実に不確かなものではある。でもそのかそけき可能性に、賭けてみたいと思います。選手も、そう思ってくれているはずです。何万人も集まった人の総意を力に変えた選手が、通常ありえない結末をもたらしたその瞬間に、私は何度も立ち会ってきたから。そういう奇跡が何度でも起こる場所、それが、スタジアムだから。
私は、彼らが強いから見続けてるんじゃないです。好きだから見ています。勝っても負けても、その気持ちは変わりません。ただ、それは浦和や川崎のサポーターの人も同じ。笑えるのはたった一つのチームしかない。誰かが泣きを見ることになる。それを思うと、ちょっと悲しいけどそれがスポーツ。たとえ何位でも、シュアでフェアでドSでちょっとヘタレな、ガンバらしいサッカーをしてくれればそれでいいんだけども、せっかくここまで来たんですからね。できれば笑顔でシーズンを終わらせてほしい、私の大好きな人たちが。