「オーシャンズ11」をテレビで観た
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
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小さい頃から「ルパン三世」の再放送を観まくった所為か、人の死なない類の泥棒活劇は大好きだったりする。そりゃ確かに人の物をパクってはいかんのだけれど、大抵取られる側は嫌なやつだから、良心は滅多に咎めない…と書くのは虫が良すぎるだろうか?でっかくなってもドナルド・A・ウエストレイクの「ドートマンダーシリーズ」をニヤニヤワクワクしながら読んだなあ。でもその中の一編に、ルパン三世パート3シリーズの某作と同じ手口の窃盗トリックが使われていてビックリした覚えがある。…というか、そこから引いてくるなんてルパンのスタッフは粋だなあと、寧ろ感心したり。
もー各人のバックグラウンドとかの細かいキャラクタ説明は抜きにするから、動いてる姿で判断してくれ、この映画のお題はあくまでどでかい犯罪計画の練りこみと実行よーって感じのバッサリ振りで、いっそ清々しく楽しめました。何も考えずにたのしー!って思えるジェットコースター的な娯楽はやっぱしいいなあ。なんだか観る予定のなかった「オーシャンズ12」まで観たくなっちゃったじゃないか。ついでに痛い事を書くと、マット・デイモンのめがね&スーツ姿が可愛かったなあ、ブラッド・ピットよりツボでした(ウットリ)。
大学に押し入る時に触ったさわらねえで揉めるところも笑えたけれど、最後ドビュッシーの「月の光」をBGMに泥棒軍団(こう書くと妙にカッチョ悪い…)たちが噴水を見ながら達成感一杯の表情を見せるのがいいなあと思った。この映画はちょっとうさんくさモンドというか、レトロスペクティブな感じのエフェクト掛かった音楽も素敵。ジャンキーXLのエルビスリミックスはもうナイキのCMでもいやってくらい流れたけど、やっぱり何回聴いてもいいなあ。いい感じでチャライところが、泥棒映画にゃピッタリだわ。
エンディングはあれでいいのかな、くいたりないなあと思ったら、22日以降に映画館へ行けってか?そりゃもう行きたいよ!つうか、この放送は地上波民放だから、多分色々細かいシーンがカットされてるんだろうなあ。ウチのバイオちゃんはDVDも見られる仕様(3年使ってて、一回も再生した事がないが)なので、買ってこようかな!
一応、「ドートマンターシリーズ」のリンクも一冊分だけ張っとく。多分この映画が好きな人は気に入るはず。でかい本屋でないと売ってないけどね。
- 作者: ドナルド・E.ウエストレイク,Donald E. Westlake,平井イサク
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/09
- メディア: 文庫
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