うららかびより

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キティちゃん、あーた律儀すぎる

我が家には、身長20センチほどのキティちゃん目覚まし時計がある。一昨年母がネット接続可能のパチンコゲームソフトで8連チャンを叩き出した景品として送られてきたという、嘘のような本とのいわくつきの代物だ。毎朝母を声で起こすうえ、光センサ搭載で、明るい内は一時間ごとに「○時です!」とのたまう。なぜかマンガンよりアルカリ電池を入れると声がでかい。変えたてのころはそれが余計でかいでかすぎる状態なので、布を被せて光センサを無効化させるくらいだ。これで我らがへっぽこスポンサー、パナソニックご自慢のオキシライド電池なんて入れちゃった日には、どうなるのだろう…くわばらくわばら。
そんなキティちゃんががぜん張り切るのが、昨日今日のクリスマス期間だ。一時間ごとの時報に、スペシャルな台詞がつくんである。昨日のイブは「今日は何の日か知ってる?…ウフフッ、メリークリスマース!」。…これが一時間おき(遠い目)。ロンドン生まれはテンション高いのう、としか言いようがない。そして今日、クリスマスは寝ぼけまなこで聴いたからうっかり頭からぶっ飛んでしまったが、「メリークリスマース!みんな楽しんでる?キティもワクワクドキドキだわ、ヘヘーイ」てな感じ。朝からはちときつめだ…。そのくせ新年はとくに特殊なメッセージを言ってくれない(大晦日は言ってたような…一年もたつと忘れてしまうよな)。クリスマスと年の瀬に騒いで、ニューイヤーはおとなしくしてるなんて、どこまでも外国流儀なキティちゃんだ、などと思ったりする。
対象年齢は、きっともっとおちびなんだろうなあ。
余談だが、キティちゃんのペットなるペルシャ猫とハムスターのキャラクターが発表されたとき、何となく映画「猿の惑星」の有名な台詞を思い出しちゃった。アメリカには犬を飼ってるネズミもいるし、なんつうか何でもありなのね…。