想い出の札幌ドーム、つわものどもが夢の後。
参考記事:スポーツニッポン 2003JOMOオールスター特集ページ J−EAST 3−1 J−EAST 得点者: 【J−WEST】中田浩二、パトリック・エムボマ、山田卓也 【J−EAST】三浦知良 MVP:パトリック・エムボマ、敢闘賞:森島寛晃、MIP:三浦知良
と言うわけで、つつがなく大会終了。又してもうちのアキラさんは勝てなかったわけですが、それはもう今更何言っても仕方ないとして。来年また頑張ってもらいましょう…と書いてみたものの、アキラさん今年で2年契約の2年目なんで、来年はどこでどうしているやら解らないんですねーこれが。この不況下でロート製薬とファミリーマートというでかいスポンサーと契約をした敏腕社長・佐野泉ちゃんは、シーズン開幕前、「優勝するまで西野で行く」とどえらい発言をしておりましたが…。ま、悪いとは言いませんが。
いけないいけない、アテネッコたちの話題から逸れる所でした。5人全員に出場機会がありましたが、力みすぎて空回りしちゃった人あり、地味ながらも見せ場を作った人あり、意外な一面を発見できた人あり、様々です。
以下、一言感想。
監督はベガルタ仙台の清水さん、左サイドの相方にはこれまた仙台の岩本輝雄ということで、のびのびやれてましたね。右のタナタツ君を観ながらの控えめな上がりでしたが、リズム作ってました。
彼が新聞雑誌で取り上げられる時は、先ずFKが前面に押し出される事が多いのですが、やはり本分は守備の人なんだなあーと思いました。後半見せた、カズさんとの一対一のスリリングさと来たら!
タナタツ君と言うと、ドリブルで切れ込んでいったり、スルーパスに鋭く反応してラインの裏へ抜け出すという動きが印象的。でもこの日は右のウイングバック的なポジションから、良いクロスをあげてましたねー。新しい面を発見しました。本当に、器用な人です。
- 大久保嘉人君
- (京都の黒部さんと2トップを組み、スタメンフル出場)
前半開始時点で、中盤のパサーが名波浩しかいないというのは不運としか言いようがありません。WESTに投票する皆様、来年はもうちょっとバランスを考えて投票した方がよさそうですよ(笑)。それでもこの日の大久保君は、ちょっと気ばかり焦りすぎて、球離れが遅すぎるかと思えば、あっさり過ぎたり…バランスを失っていましたね。花試合なんですから、もう少しくらい力抜いたって良いんですよ(笑)。それでも、ふだんから得点に対するヴィジョンや型をしっかり持っていれば、決められるんですから。ボマちゃん然り、カズさん然りです。
後半WESTの攻撃がまともに回りだしたのは、彼とカズさんのお陰かも。普段の松井君に比べたら、派手なテクニックの炸裂はありませんでしたが、上がらず焦らず、よくやってました。来年も出られると良いですねー。