うららかびより

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ルーカスよ、バイキルトたれ

かねてよりうわさのあった、FC東京のブラジル人FW・ルーカスの加入が正式発表されました。加地に続いて、味スタではいっぱい食わされまくった選手。ルーカスといえば、ポストプレイ以上に個人的に印象深いのは、惜しみなくグリングリンピッチを動き回るしなやかな体。伸びやかなドリブルと、にゅーっと出てくる長い足。彼なら、昨年末のプレミアシップアーセナルアデバヨールエバートン戦で見せたような、足の一振りでボールを掻っ攫ってゴール!なんて荒業も出来るんじゃないか?と思わせるくらい。そしてFC東京サポのだれもがみな好ましく思っていた、その人間性。まだまだピッチの上ではおこちゃまなところもある播戸とバレーに足りないところを、やさしくエレガントに補完してくれそうで、わくわくします。二人ともどっちかっつーと剛の者ですから、そんな二人をやわらかくしなやかにいなして、使ってくれることを期待します。
反面、加地やマグノがうちに来たときのような、ちくりと痛む罪悪感や申し訳なさもあるのです。また誰かの大事なものを、奪ってしまったのだなあ、と。私がこの貧しい胸を期待でパンパンに膨らませているのと同じときに、心がつぶれて苦しい思いをしている人がいると思うと…。同じものを観ているのにね。移籍というのは、こういうもの。どこかが何かを得れば、誰かが奪われる。それは毎年どのクラブでも起こっている、当たり前のこと。そう割り切れればいいのですけどね。われながらウエットにもほどがあります。慣れませんよ、こんな時期。早く終わってしまえばいいんだ。…でも実際問題、これで補強が打ち止めになったら困るんだよな(遠い目)。だましだまし、馴らしていかなきゃしょうがないですね。
せめて、ルーカスがガンバにいる間は、「ここにきて良かった」と思えるように精一杯応援するのが、古巣に対する私なりの礼儀だと思って応援します。ルーカスに自分の希望や、FC東京の未来を重ね合わせていた人の心を、ひねりつぶしてしまったからには、ルーカスがガンバにいる最後の瞬間まで、筋を通すつもりです。マグノに届かなかった分の、思いをこめて。なんつて、AOQLOの自称・お花畑担当は思うわけです。
ほんでもって、パルプンテはバレーひとりで充分なので、ルーカスは、ガンバにとって鬼に金棒、同じくドラクエの呪文にたとえるならバイキルトみたいな存在になってほしいですね。前線で、みんなを勇気付けてくれる存在に。播戸は当たり外れがはげしいけど、当たるとでかいザキ/ザラキみたいな男だから(ちょっと縁起でもないたとえですけど)、いっそのこと3トップで見てみたい気もします。そこに二川と遠藤を絡ませて…なんだか後ろの人数が足りなくなっちゃいそうですね(笑)。超攻撃にもほどがある。
せっかくなんて、私なりの歓迎の気持ちを現してみましょか。

初めて描いてみました。えーちなみに、現在更新がストップしてしまっているのころうバナーが再開の暁には、もちろん彼のこともたくさん描きたいです。もうちょっとしたら画像を差し替えますので、利用者の皆さん、恐れ入りますが今しばらくお待ちください。
周りの連中とどれだけフィットするのか、どれほどの化学反応が得られるのか。実戦に投入してみないと分からないことも多いですが、期待しています。ミネイロのことは良くわからないので、観るまで保留にしときます。シジさんに比べて、ちょっとタッパが足りない気もするけど、その辺は中澤に補完してもらいましょか。というわけで、これにて失礼。