うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

可もない 不可もない そんな生活に

MS-IMEの変換候補に「都築」や「多村」が一番最初に出てくると落ち込むし、埼玉スタジアムの試合前GK練習で個人チャントが聞こえてくると帰りたくなる(でも試合が始まるとどうでもよくなる)私は、古木の不在についても少しずつ、自分の感覚を馴らしていくしかないみたいで。まあ「ふるき」なんて滅多に変換しませんけど。しかしオリックスの入団会見での晴れやかな表情…笑っちゃうくらいだった。フン、お前なんか番長さんや寺原が交流戦で4タコじゃい。バーカバーカ。あーっとあーっと。
とりあえず、待望のよしながふみ「大奥」3巻を買うことは忘れなかったから、なんとか大丈夫なのかもしれない。12/1に買って12/14にぶっ壊れた(ムキー!)ブーツも修理に出したし、人いっぱいの銀座で年末の買い物に精を出したら、ちょっと気が晴れた。そしてプランタン銀座の焼きドーナツ屋に並びながら、天皇杯の戦況をチェックしてた。人は一人では生きていけないかもしれないが、一人で動くことも必要だ。日頃のしがらみやつきものが落ちるようで、気が清々する。
この三連休は特に予定もないし、部屋の片付けをして、明けたら仕事帰りにケーキを引き取って家族に振る舞い、パイパー・エドシックのロゼを開ける。なんとなくむしゃくしゃを酒に流してしまいたい。シャンパンなんて、いつも大学生に間違えられる私には似合わないけど。
結局ボーナスは人のためにほとんど使ってしまって、自分には余ったお金に少し足して、gentenの財布を買った。革の甘い匂いが素敵。エイジングで、革が少しずつ変色していくのをたのしみたい。ちょっと前の私なら、紫や青の財布にしていたのだろうけど、今はこういう気分。次のボーナスでは鞄を買いたい。革のブレスレットや、キーホルダーも素敵だったな。23区の西より東が、落ち着くようになってきた。
みんなが私を愛してくれるように、私はみんなを愛せてるか、と思う。人の気持ちをバキュームカーのように吸い尽くして、踏みにじったりしてないだろうか、と。私は口頭表現や心遣いが巧くないから。気持ちをどれだけ伝えられているだろうか、と思う。そうした態度が誤解を呼んで、何人かの友達を失ってきた。ひょっとしたら、いやひょっとしなくても、この心はこわれもので回路の繋がりが狂ってるんじゃないかという疑念は、ものごころついたときからずっとあって、多分刺青のごとく消えないのだろう。
でも、天皇杯。長居で今大会3ゴール目を挙げたチンや、ナイスセーブ連発の藤ヶ谷を見ていたら、ぎゅうっとして頭ナデナデしてやりたいくらい愛おしく思えた。特に藤ヶ谷、移籍したてのころはいい意味で色を感じさせない選手だと思ってたけど、ああいう玉際でのガッツ、あれこそガンバの守護神だよなあと感激した。代々、GKの両腕(たまに足)に助けられてきたチームだから。あまり大きく取り上げられることはないけど、よく成長してくれたな。
元旦、君たちにあえますように。ガンバに対してはやけに素直になれる私だ。来年はブラフマン奥田民生の新譜もでるし、簿記三級への再チャレンジ*1もあるし、なかなかどうして、「おもしろきこともなき世」って訳ではないみたい。自分だって、わざわざ探しにいかなくたって、いつもすぐそばにあるんだから。

*1:結局不合格でしたorz合格率30パーセントとは…舐めてたよ