アジアカップ1次リーグ：日本代表対UAE代表

勝った、勝った。３−１。ここで負けたら予選敗退という状況の割には、あまり緊張感もなくゆるキャラチームだったUAEでしたが、それでもとにかく勝つことでようやく「始まった！」という気持ちになれた試合でした。前半立て続けにポポポンと3得点できたのは大きかった。駒野、遠藤、俊輔の３人で１０本シュート。初戦にはなかった二列目からの飛び出しが、ボディブローとなって効きました。
しかし高原、キレキレ。打ったシュート2本、すべて決めたとは恐れ入る。巻もシュートこそ打たなかったけれど、うまく相手DFをひきつけたり、プレスに貢献ました。1トップのときは高原の負担が大きすぎたからなあ。やっぱり２トップいいわ。
後半少しグダグダになってしまったところで、ひとつのミスからもったいない失点*1。出来れば完封したかった…。しかし、今野と水野が入ってからまた前に進む力がよみがえった。勝ち点３、取れてよかったです。ただ、鈴木啓太の怪我が心配だし、初戦から削られまくってる加地のコンディションも不安ではある。ベトナム戦の面子はどうなるんでしょう？
キャリア的にはベテランの域に差し掛かりつつある遠藤が、チームを積極的に導こうとしている姿が観られて、よかった。最後のインタビュー、顔が試合直後の割にはやけにけろっとさっぱりしているところも含めて、遠藤らしかったですね。そして、オシムさんのインタビューに「タフ」という言葉が出てきて噴いたのは、お約束。
ようやく起きた、今日一番大きな収穫はそれだと思います。
弟たちの分まで、まだまだガンバレ日本代表。29日まで突っ走れ。

*1:けんご、次ガンバレ。シュートもいっぱい打とう。まだ何か気後れしている印象でもったいない