うららかびより

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世界との距離、体を張って確かめたいー!(電波少年調):コロンビア戦

さて、久々に本腰すえて観た代表戦。今宵の相手はコロンビアであります。コロンビアというと、いまだにバルデラマイギータリンコン(こないだ捕まっとりましたが…)で時が止まっているのは、単に私が老いたからでしょうか。
帰ってから前半の間は、夕飯の支度を手伝っていたのであまり細かくは観られませんでしたが…かりんとう色したうちのボスの言葉を借りれば、「タフな試合だった」。そんな感じでしたね。南米選手権を控えているためか、相手も正直予想外にガチで来てくれて、おかげで世界と自分らの距離を久々に体を張って確かめられた試合だったのでは。
とはいえ、押し込まれて受身になった時間帯が多かったし、後々になってそれがたたった。最終ラインとボランチのへんでボールを必死こいて奪ってもその後が単調だったり、サイドをうまく使えてなかったり、高原君が最後孤立してしまいがちになって、ファウルの雨を浴びたり。遠藤と俊輔の2シャドーみたいなのは、良くわからないまま解消してしまったし…。ボランチにもっと攻撃参加してほしかったり。不満は主に攻撃面にあるな。
とにかく観ていてきつかったし、「心底楽しい!」ってわけでは残念ながらなかったのだけど…ふんどし一丁で、サシで勝負しているようなスリル(ってどんなのだよと聞かれても旨く答えられる自信ははっきりいってない)はすごくあった。正直あの急ごしらえっぽい最終ラインで、よく耐え忍んだ。しのぎきったこと自体が貴重な経験となって、アジアカップやワールドカップ予選に、生きるのではないかと思います。甘い?まま、これから。これからですよ。なんか、ここ最近の代表の試合は、おじいから知恵比べを挑まれているようで。なかなか気が抜けません。
以下、つらつらと一言感想をば。

  • 高原、強くたくましくかっこよくなったなあ。1年前とほぼ別人。しかしその夏休みの不良みたいな髪の毛、ドイツではどう捉えられているのか気になります。ぺヤングソース焼きそば。
  • 高原を何度も削りまくったコロンビア選手に「タダで日本を出られると思うな!金取るぞゴルァー!」と切れてしまう、大人気ないみそじ。
  • 中澤、つえー!まじつえー!彼がすこしずつキャリアアップしてく様子を、(傍観者的な立場とはいえ)リアルタイムで観ていたので、すごいぐっと来ました。
  • 川口、若返った?髪の毛が昔に戻りましたね。
  • 羽生、ぐりんぐりんに動き回ったなあ。コロンビアの人たちを本当に困らせていた。
  • ああ、後半最後の15分で家長がいたら…。
  • しかし「はにゅー」って不思議と何度も言いたくなる名前。「はにゅー」「はにゅー」…心地よくクチを刺激する不思議な名前。
  • 「翌日、そこには国立のピッチを元気に走り回る家長の姿が!」、「もうおじいの前でチンタラしないよ、本当さ」(家長)…なんてなしだからね、ソリマチ。
  • 俊輔って、あんな最終ラインまでグリグリ動いて帰ってくるひとだったっけ?運動量すごい増えた気が。
  • 稲本と中田浩二は、気がついたらいなくなっていたorz私のバカバカorz
  • 遠藤、マジお疲れ。
  • 啓太君は普段の動きに、プラスアルファすることを求められてる。一所懸命ねちっこくボールを追いかけて、とった後の動きの質。まじめな選手だから、何かきっかけをつかんでくれれば化ける気がする。他チームの選手だけれど、アテネ五輪のころから見てるんでついつい感情過多になってしまいます。ミドルの精度。ミドルの精度。
  • つか、闘八っつぁん、いや、闘莉王には早いうちに戻ってきてほしいなあ。うん。
  • 駒野くんにかなり成長の跡が。加地もガンバレー。チョットコミミニハサンダンデスケド。

代表の諸君、国内組はそのまま帰ってJリーグアジアカップまで微妙な間があいてしまう。でも今日体感したこと、そして見えたもの。それをどうピッチで体現あるいは克服していくか。それを見せてもらいたい。週末は日産スタジアムにて、F・マリノスジェフ千葉を観戦予定なんで、まずはここで何が見られるかを楽しみにしてます。
久々に、代表戦をしっかり見た気がするひと時でした。いまいちまとまってないけど、感想は以上。明日はソリマチんとこの五輪予選、マレーシア戦です。どんな試合になるかさっぱり予想がつきません。でもわくわく。