うららかびより

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情熱大陸

「大黒はどこに行っても大黒っすね」「そうっすね」って感じでしたね。素直で図太くてタフ。ただ後ろに広がる風景が、異国なだけで。
実際問題として、プレイの上でイニシアティブを握れるMFよりコミュニケーションや信頼度が重要なポジションだから、うまく行かないとフラストレーションもたまるはず。ヨーロッパできちんと結果を出している日本人FWがいないのも、その辺を物語ってます。で、イライラしてファウルが増えたり、決まるシュートも決まんなくなる。そんな悪循環にはまる外国人FWが、Jリーグにも何人かいました。大黒にはそういうのがない(あるいは表に出さない)。それが最大の強みではないかと。インタビューを読む限りでは家長にも、同種の図太さを感じますけどね。
バルセロナでは専属のスペイン語教師を雇っていて、スペイン語圏以外の選手につきっきりで日常会話を叩き込む、という話を、10年前くらいに専門誌で読んだ覚えがあります。大黒も家庭教師を付けていましたね。フランス語ペラペラな大黒なんて、想像するだけでどんぶり飯三杯分笑えます(笑)。インタビューの最初は、いつまでも「soussune」でお願いしたい(笑)。
日本代表の欧州遠征で、久々に見られます。フランスの空気を吸って変化した大黒のプレイが、楽しみです。もちろんゴールをシルブプレ、ってことで。