うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

人の視線を汲み取るという事

http://narilog.com/blog/archives/2005/01/post_10.html
↑おなじみnariさんが、昨今のサッカーブログ上の論調について、興味深いエントリを挙げておられる。これはなあ…確かにJ.B.Antennaとか巡ってると時々、脳みその内側にコールタールがへばりついたような何とも言えないモヤモヤ感が漂う事は有る。
私のようなドシロウトと舌鋒鋭い論客さんの文章が、そして中学生とおじいさんの文章が、検索をかけると等しく同じ皿の上に乗っかるのが、ネットの素晴らしい所でもあり恐いところでもあったりするのだ。引き出しの中の日記帳や、他愛のないファーストフード店でのおしゃべりと違って、「ネット上で発表する以上、何らかのアクセス制御をしない限りは何人にも観られる可能性がある」と言う事を、意識しなきゃなあと私も常々思う次第。とは言え、意識しすぎて人の目を気にしすぎると、自分で作った枠にはまり込んでしまう。のびのびした自由闊達な文章がかけなくなるというわけで、そのさじ加減はとても難しい。私も自分で書いた事が原因で、アンダーグラウンドで手痛い目に逢った事が有るので…やっぱりいつも何回も見直すし、自分も読んだ人も満足できる文章を常に模索している感じ。
サッカーの試合は、結局はタタカイだ。それに纏わる感情の迸りは、平時より激しくなるのは自明。ただ、試合の時に流れによってブーイングするくらいならありだろうけど、基本的に「相手が居なけりゃ試合が出来ないだろう」と思う。相手は往々にして、自分を映す鏡なんだしね。
無理に憎む事はないし、卑屈になってまで相手を持ち上げる必要もない。ただ、最低限の敬意を持とうとは思ってる。
実はサッカーネタをブログで、日常ネタをこっちとで分けようと思ったのも、J.B.AntennaやAOQLOPEOPLE経由で、サッカー情報を求めてやって来てくれる方に、少しでも精度高く情報やテキスト(これは私の考えに基づくものなんで、だいぶ偏見も入ってはいるが)を提供したいから。でもその試みが上手く行ってるわけでもないんだよなーまだ。試行錯誤の連続って奴ですわ。