うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

正月休みもそろそろおしまい

年明けしてもう9日。ようやくまともに書く時間が取れた。例年通り、保育園のありがたみが身に染みる年末年始だった…(げっそり)。魂子と一緒にいること自体は苦痛ではないが、とにかく全力で「おかあしゃんだいしゅき!」と体当たりで向かってくるので、ひたすら体力を消費する。ドラクエでいうと、ずっとどく状態でいるようなもんで…タイムスリップできるなら、昔の自分にもっと体力を付けておけとアドバイスしたい。おそらく結婚して子供もいるなんて、信じないだろうが。

去年12月から、ふと思い立って再開してみたこのブログ、どうにか2018年を迎えることができた。様々な経路から辿り着いて読んでくださった皆様、ありがとうございます。読み返してみると再開後の記事は、ピーくんの病気の影響で、若干暗めの私小説みたいなテイストですね…お恥ずかしいやら何やら。もう少し手広く、自由に書きたいのに、出来上がったものを読むといつもあれれっとなる。計画性を持ちましょう。

さて、新年というわけで、今年最初の記事は今週のお題「2018年の抱負」について書きます。

ピーくん退院、そして家族4人で暮らす

やはりこれを第一に考えて行きたい。ただ、目標として書くとシンプルに見えるけれど、達成するまでにはまだ多くの決断と、諦めと、迷いを乗り越えて行くのだろうな。ピーくんが生まれたことはとても嬉しい反面、それ以降彼のことで悩まなかった日はない。

冬休みは、何度もみんなで面会しに行って、どんどんかわいくなっていくピーくんを目の当たりにし、ちょっと笑ってくれただけで家族みんなで大騒ぎ。お風呂の時のいきいき、きらきらした表情を見ていると、生まれてきてくれて本当によかったと思う。魂子はひらがなだけの赤ちゃん絵本なら読み聞かせができるようになり、注入や入浴の時のお世話の手伝いまでしてくれるようになった。夫も、お風呂の入れ方が上手になり、今は注入の手順の勉強をしている。激務のため、暖かいNICU内ではほぼ毎回居眠りしてしまうのは、ご愛敬。もう、ピーくんはすっかり私たちの家族だ。かけがえのない、家族という仲間のひとりなのだ。

だからこそ、こわい。彼を失った後、私は正気でいられるのだろうか。何食わぬ顔で、働けるのだろうか。生きていけるのだろうか。今日まで彼のために行ってきた取捨選択は、ほんとうにただしく、一日でも長く生きるためには必要だったのだろうか。「十二大戦」の寝住みたいな能力が欲しいなんて、しょうもないことを思ったこともあった。でも、あれはあれでつらいのよね。

前向きに、明るく、なんて言われるのは、子供のころから嫌いだった。こちとらどちらの方向が前かもわからないんだよ!と内心毒づいていた。でも今は、力づくでも前を向いて、踏ん張って歩きたい。私が思った方向が、前なんだって信じたい。でも、そのために無闇に自分を痛めつけたり酷使することはしないでおく。夫や魂子と歩む人生だって、まだ長いはずなのだから。

見えるところも見えないところも、家を整える 

そんなに高い給料をもらっていないくせに、恥ずかしながらお金については深く考えたことがなく、忙しさにかまけてどんぶり勘定を続けてきてしまっていた。ピーくんの妊娠が分かったときに「これだけあれば足りるだろう」ととっておいた予算は、ピーくんの病気が分かってからの転院に伴う分娩費用の増額、検査に次ぐ検査、誕生してからの入院費などで大幅にオーバーしたうえで既に吹っ飛んでしまった。毎月同じ日に、まとまった額のお金が振り込まれることの有難さが、いまさらながら身に染みる。

そのうえ、妊娠中から悪阻でろくに片付けができず、ただでさえ散らかった我が家は倍率ドン、さらに倍(古い)で汚いお家になってしまった。これでは、ピーくんを連れ帰るどころではない。魂子が小学生になれば、家庭訪問もあるだろうし。アカン。いろいろ頑張らねば。 ううむ、いそがしい。

2018年は色々と忘れられない年になりそうだ

いつ尽きるかわからないピーくんの命と向き合い続け、自分の働き方についてもいろいろ思うところがあり…この年が終わるころには、私にも様々な変化が訪れる予感がしている。それがいいことなのか、悪いことなのか。わからないけど、とりあえず走ることにする。

そんなこんなで、よろしくお願いします。