うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

2017年12月18日の面会メモ(生後2ヶ月/89日)

  • この日は、カーチャンのソロ面会。病室を訪れるとちょうどミルクの注入中で、うとうとと半目をあけてねんねしていた。トントンと背中を叩いてあげると、時々体をもそもそと動かして、とても気持ちよさそう。この子の体内で荒れ狂っているだろう数々の先天性疾患を思うと、穏やかに過ごす姿も…何というか、尊い
  • 出産前からついていてくれている担当看護師さんと、久しぶりに会う。最近NICUで会わないなあと思っていたら、夜勤が続いていたそうだ。いつもピーくんだけでなく、私たち家族のことを気にかけていただいている。今日もピーくんが落ち着いている間に、相談室で様々な話をした。
  • ピーくんのベッドに戻ると、呼吸器離脱直後で不機嫌になってしまったようで、看護師さんたちにだっこしてあやしてもらっていた。普段寝ているからか、体勢を変えて縦抱きになると落ち着いたそうだ。魂子もそうだった。顔だけじゃなく、いろいろなところにつながりを感じさせる2人。
  • 私がだっこを交代すると、トホホなことにまたかんかんに怒ってべそべそと泣き出した。おむつを替えても、歌を歌っても、トントンしてもダメ。積んだ。いちかばちかで、大好きなお風呂に入れてみると、ほわわわわ~んと、それまでとげとげしかった表情が面白いように溶けてゆく。成功だ。バスタオルで押しぶきをし、オムツと肌着をつけてあげたら、半目かつ白目でコテーンと寝てしまった。寝ぐずりだったのかもしれないなあ。
  • 18トリソミーの中でも、男の子は女の子より更に、平均寿命が短いとされている。だから最初は1、2ヶ月でさよならも覚悟していた。怖くて、名前と写真の入った年賀状を注文する勇気がなかなかでなかったし、おしりふきの箱買いもできなかった*1。後者はちょっとビビりすぎというか、せこいかもしれないけど…。でも、ピーくんは今日も生きている。20日には生後3ヶ月を迎える。とても頑張っている。だから、思い切ってキヨミズすることにした。子供が産まれました仕様の年賀状をポチったし、いつでも病院に持っていけるようにアカチャンホンポでおしりふきを1箱買った。臨戦態勢ばっちり…というにはまだまだだけど。生きたいだけ生きて欲しい。今までも、これからも沢山のことを両親が決めてしまうことになるけれど、自らの生きたいという望みを、どうか全うできるように。願っているし、応援する。

*1:おむつ、おしりふきなどの衛生用品は家族が持ち込むきまりなのです