うららかびより

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ようやく普通の体調へ/忘れないうちに富士ゼロックス杯雑感

富士ゼロックス杯前から体調を崩してたわけなんですけど、当日はなんとか保ったものの、翌日になってガーンと来てしまって一日寝ていました。幸いにして、飲み始めた胃腸薬が効きはじめて、火曜日にはどうにか人並みの体調になってきましたよ。いや…もうね、30分ごとにお手洗いに行かなくてもいい腹って、ほんとうにいいもんですねと水野晴郎になっちゃいそうな勢い。幸せの青い鳥は、どこか遠くじゃなくて、腹におったのか、という勢い。すみません調子に乗りすぎました。俺のバカ。
そういうわけで、AOQLOオフ企画の集計やら、J1開幕戦仕様のころうバナーの作成やら、遅れた作業をなんとか、週末までに取り戻そうとポチポチとPCやMacをいじっております。外は、雪。予報に反してどうも積もらないようですね。どうせなら電車が止まるくらい積もってくれれば、休んで一日中家で作業する口実が出来たのになー…なんて思ってしまいます。だめ社会人がここに一匹。すみません、各方面。

以下、雑感と称しつつ随分と長い単なる戯れ言

ついでにゼロックスのことも、忘れないうちに書いとこうと思います。
試合前はねえ…腹の痛みもさほどなく、のどかでしたよ。前日会見の映像とか配られたおっさんトレカ*1を観て「したっけよぉ、メリケン粉くせえ大阪の田舎者のガンバに、わしらが負ける訳ねっぺよ!」とプロレスのマイクパフォーマンスよろしくハンドマイクを床に叩き付けるオリヴェイラ氏とか、それを拾い上げて「播戸、早く嫁をもらいなさい」となぜかラッシャー木村ばりの説教を始める西野監督とか、想像してたもんなー。しかしその幸せも、長くは続かなかったのです…(関口宏調)。
システム云々のことも有るけれど、そりゃあ中央を固める高木と山口と中澤と藤ヶ谷の連携があんなもんじゃ、話にならないですわ。3点とも、連携ミスからの失点だったと思います。なんたって、開幕前の六分咲き状態だったとはいえ相手は鹿島っすよ。激しすぎるフィジカルコンタクトや、判定にカチンとくるや否や審判をぐるりと取り囲む集団圧迫面接アカデミー賞ものの演技など見習いたくない点はあっても、総合力ではリーグナンバーワン。これは認めざるを得ない。文句有るなら鹿様に勝ってみろやボケって話です。それに対して仕方なく本来の姿を捨てて、付け焼き刃の3バックで臨むってんじゃ…うーん、やっぱ思い起こしても無茶か。ぐうの音も出なかったですからね。私見ですが、ガンバの4バックは加地ありき、というか重度の加地依存。その彼がいないのなら、3バックも止むなしだとは思っていました。結果論ではありますが、後半からのシステムチェンジで、橋本チャッティ英郎が右に流れて、そこそこバランスが取れてたのを考えると、最初からあれでもよかったかな。こういう書き方は、後だしじゃんけんみたいで西野さんに申し訳ないとは思いますが…。
ただ、それ以上に心配なのは、3バックに対して嫌なイメージがまた積み上がってしまったことで、今後チームの事情で3バックメインにシフトしなきゃ行けなくなったときに辛いかもしれないってこと。選手の中に、妙な抵抗がうまれてやしないか?と。いや、これでご飯食べてるんだから、そんなやわなこと言うやつはいないか。そう思いたい。私とて、「サポーター」なんて仰々しくて一種押し付けがましい言葉の上にふんぞり返るなら、せめて終わるまではあきらめずに歌って踏ん張ってみろって話なものの、その日は踏ん張ったら、あらぬところからよけいな物まで出てしまいそうだったので(ビロウな話で恐縮でございます)そうもいかず。ゴール裏の上から見ても、鹿島サポの圧力はなかなかの物だったので、対抗すべくせめて声くらいは出してアシストしたかったです。ヨヨヨ。みんなごめんよ。
新加入組についてちょこっと触れときますと、高木に関しては安田の裏のスペースのカバーリングとか、一対一の守りできらりと光る物を感じました。さすが日本代表。しかしその代表の影響で、思いっきり合流が遅れたツケが連携面に廻ってきてましたね。開幕後に期待。そして「タカギ、オレ!」ってコールにはちょっとドキドキ(笑)。ドンヒョクは、がっちりしてるなあ。今までのガンバのCBにはいなかったタイプ。控え組に混じってるときは、でっかいのになんかかわいい、マスコットボーイ的な無邪気さを発揮していたのに、ピッチの上ではファイターに変わります。そういうところが、韓国の人っぽい?頼れる男がやってきたもんです。あとは、ジェジンとレアンドロレアンドロはあんまりちゃんと観たこと無いのでよくわからんのです。ジェジンは、ボックスで体を張ってためを作れる憎いやつというイメージ。そういえば来日初ゴールがガンバ戦でしたっけ。彼に播戸、山崎辺りが絡んでいけたら、面白いだろうな。とにかくこの目で見ないと始まらないので、開幕が待ち遠しいですね。
正直、富士ゼロックス杯のあの内容で、2,000万円の小遣いもらって旅の恥はかきすて程度で帰れるのは相当ついてるなと思います。それに、すがすがしいくらいにボコンボコンにされまくったおかげで、妙な勘違いやプライドを保たずに開幕に臨める。これは数少ないいいことなのでは?天皇杯優勝もACL優勝もそれは昨シーズンのことで、ガンバ大阪はまだ今シーズン、何者にもなっていないんだってこと。だったらこれから、彼らがゼロから一歩一歩、去年と同じ暗い長い旅の道のりの中で何かになって行くのを、ちゃんと観て行こうと思います。「もう今年のガンバオワタ」なんて上から目線でうそぶくのは、屁をこくくらい簡単っすよ。でもそれじゃ、私がつまらないし楽しくない。プーだ。どうせなら、みんながびっくりして、たのしくなることに賭けたいですよ。それが、わたしにとってのガンバなんだな。おもしろおかしく、ちょっとだけキリリ、そしてたまに涙ぽろり。こんなハラハラさせて、楽しい人生の相棒、なかなかいない。今年も変わらずに、つきあっていくつもりです。
そんなこんなで、相変わらず起承転結無しにダラダラ綴ってしまいましたが、ああいう試合の後であってもまだまだ開幕が楽しみです。AOQLOオフ企画の集計や、バナー作りに没頭しながら、待ちたいと思います。おわり。

*1:毎年無料配布される、両チームをあしらった限定トレカ、今年は西野さんとオリヴェイラ氏でした