うららかびより

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お日柄もよく喧嘩上等

いやー、びっくりしたね。

この度ヴィッセル神戸では、2009シーズンの新戦力として、オーストリア1部 FCレッドブル・ザルツブルクより、DF宮本恒靖選手(31)の移籍加入について、両クラブ間にて合意に達しましたのでお知らせいたします。
同選手は、明日16日(金)オーストリアより帰国し、同日に移籍加入発表記者会見を行います。(本人コメントは明日会見終了後に改めて掲載させていただきます)
なお、18日(日)に行われます「ヴィッセル神戸2009新体制記者会見」にも新加入選手の一員として参加する予定です。

http://www.vissel-kobe.co.jp/whatsnew/wn_2995.html

ボンバーさんも横浜に残留することになり、これで移籍市場もそろそろ終わりかと思って油断して残業してたら、これだ。最後の最後にタイトル取ってみんなで宮本を送り出すんだ、という目的で、ガンバ大阪になってから初めてたどり着いた、でもできなかったあのときの元旦の国立の悔しさは忘れがたかった。それから2大会後にようやく、あの菊がちょこんと咲いた杯までたどり着いたばかりだというのに。
しかし彼も、プロサッカー選手。そして奥様と二人のお子さんがいる一家の主でもある。ザルツブルグで中途半端に塩漬けにされるよりは、生まれ育った日本からのオファーを受けたのは自らのためにも、家族のためにも賢明な判断だと思います。行き先が、自分の生きる場所が、新しく見つかってよかった。
落胆や悲しみはありません。ちょっともやもやした気持ちはあるけれども*1、むしろワクワクいたします。ガンバの諸君に、あの宮本が率いるディフェンスラインと真っ向勝負できて、ひょっとしたらズタズタに叩きのめせるかもしれない機会がやってくるとはね。しかもおためごかしの親善試合ではなく、真剣勝負のJ1リーグで。かつてみんなに愛されたバンディエラは、見た目以上に高く雄々しき壁となって立ちはだかるでしょうが、それでもぐっとへその下に力を入れつつ乗り越えられれば、ガンバはまた一歩、大人の階段を上れるんじゃないかなって思いますね。ACL天皇杯に優勝しても、忘れた頃に社会の窓を開けたまま往来を練り歩くような抜けたところのあるわれらがガンバでありますが、新しい血を受け入れて、さらに強い組織を成そうとしているわけです。その新しいチームにとっても、いいプロモーションになります。これを期待せずして、どうしろと?そりゃあ戦うからには負ける確率もあるんだけど、ことの終わりがくるまでは、人は誰しも夢を見る権利を持っております。今はちょっと、妄想しておきます。そういう意味でタイトルに掲げた、『喧嘩上等』なのであります。とりあえず、スタメン取れよ宮本。楽天市場のバナーに笑顔をへばりつかせるためだけに、帰ってきたんじゃなかろう。
…というわけで、私一応生きております。仕事が始まってから、どうしても余暇の時間が短くなり、またAOQLOのリスト整理も行っていたので、すっかりここの更新がおろそかになってしまっていました。あんな移籍やこんなネタもうっかり書いてませんが、ディスプレイの前でニヤニヤとしてはおりました。タカギ姓の選手が、高木健旨以来久々にやってきたので、「怖い親父サポに『ゴルァータカギー!』とかやじられるとこっちもビビってしまうから活躍してください」と、若干斜め後ろ向きに期待しています。それから某チンタラボーイの行く末だけは気になっております…ああ、早く春が来ないかなあ。春は近いようで遠し。

*1:もう少し長く、海外でがんばってほしかったです