うららかびより

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ふがいないやいやいや

通勤経路にあるおおきないちょうの木が、日に日にくさくなってまいります。実りの秋ですな。朝晩はひやっとした空気が少しだけ混じるようになって、最近どっちつかずだった季節がようやく重い腰を上げて、動き出すようです。実は、暑い時期より寒いほうが好きだったりします。来週、さいたまも寒いのかなあ。昨日だって代表の試合にイライラしながらも、「来週、この場所でガンバとレッズが対戦するんだ」って、ワクワクしていましたから。本当は目の前の試合に、ワクワクしたかったんだけどな。
しかしアレですね、普段サッカーに興味の無い人がおもむろに代表を語りだしたり、「だめだねえ、弱いねえ」とか言い出すと、どうしたらいいか分からずモヤモヤしますね。こういうときだけ、当事者っぷりを発揮するのかい?気になるなら普段から応援してやってくれないか、と意地悪い一言を言いたくもなる。けれど、ひょっとして気を使って言ってくれてるかもしれないし。そういうのってありがた迷惑だけれど、相手の気持ちを想像するとむげに否定できない。いや、いっそのことやなものはやだって言ったほうがいいのかな。微妙です。
でも、積極的にサッカー観戦をしない人たちにおいては、「サッカー=代表」という図式が健在だってことは実感しました。そういう意味では、おいそれと地に落ちてくれちゃ困るんだよな、やっぱ。それに、かつて代表がきっかけでサッカーを見るようになった人が、代表を斜に構えてみざるを得なくなった不健康なこの状況、やっぱりさびしすぎるもの。
さて、さいたまでそれぞれの胸に焦燥やら苛立ちやら抱えながら帰っていったであろう選手たちが、週末それぞれの場所で、いったい何を見せてくれるのか。そんなこんなを想像しながら、秋の夜は更けていくのであります。そろそろ風呂入ろ。