髪を切ってしまおう

と、ふと思った。あの日のことはなかったことになんてもうずっとできないだろうし、しばらくはこのもやもやを飼ったまま、ほとんど誰にも言えずに(言っても心配かけるだけだし、あの感覚はその場にいた人しか共有できないだろうから)(その分ここにぐっちぐち書いちゃうのもアレだなーと思いつつ)すごすのだろうけど、なんとなく、句読点みたいなもんを、打ちたいと思って。次に進むために。
で、初めての美容院に予約を入れました。田舎ものの癖に恵比寿ですよ。プってかんじ。でも、AVEDAのシャンプーや薬剤を使っていて、がちゃがちゃしてなくてこぎれいそうだったので、信用できるかなと思いました。ヘッドスパに、マッサージもしてもらってきます。
夏も近づいてきたから、久々にショートカットにしたいんだけど、わたしけっこうえらが張ってるので、顔の輪郭を出しすぎるとごつごつしてしまうのですよね。希望と現実がかみ合わないのがちょっと悩み。シーナリンゴさんみたいな、きれいな横顔の黒髪のショートにあこがれているのに。まあ、当日は美容師さんにも悩んでもらうか。ここ一年、美容室ジプシーが続いて、なかなか「これだ」って人にめぐり合えないのだけど、そろそろ落ち着きたい。自分の大事なものを、人に任せるのだから慎重に…ってそうなりすぎてるのかしら？
何かしたい。でも何かってなんだろう？「ネットでしか何もできない口だけ番長」って言われるのがいやでいやで、少し無理した時期があったけど、でもそれだと自分の身も心も壊してしまう。そうして勝手に自分の気持ちを追い込んで、ゴール裏にいけず、大好きな信頼できる仲間とさえ、うまく話せなくなって避けてしまった時期がありました。今思うと、考えすぎだしなんて馬鹿なんだろうって思うけど。好きなら行きゃいいじゃん。シンプルでいいじゃん。でも、みすみす袋小路にはまっていきがちな思考をしているのですよね、私は。
行かない/いけないことが罪悪感につながるなんて、つらい。好きだから、行くのに。だれにでものっぴきならない事情はある。応援は、修行じゃないから。私と接したり、私の文章を読んだ人にもつらさが伝わってしまうような付き合い方を、サッカーとはしたくない。友達も、大事な人も、大事な場所も、旅の思い出も、いろんなものをサッカーはくれた。サッカーをすきでもなんでもない人には、下手したら「きもい」のだろうけど。それでも、与えてもらった分だけ、好きな選手たちには声を出して、少しでも返していけたらなと思います。そして妄執にならない程度の、濃い愛情を、耐えない限りは注いでいこうと思います。思うだけじゃあ、だめなんだけどね。…ってこれじゃエンドレスじゃーねかよorz
でも、会社の別部署にいる浦和サポの同僚と、いまだに話ができない私がいる。そして、仲間の多くが取り残されてしまったのに、私はすこし聞き取れない言葉を浴びせられたくらいで逃げられたことが、かえって罪悪感みたいにちくちくと心を刺す。携帯やmixi、あるいは直接呼びかければ、もっと多くの人を逃がすことができたんじゃないかと。一言で表すと、私はまだ後ろめたいのだ。いろいろなものに対して。そして、自分が情けないんだ。学校という枠組みで守られているだけなのにいい気になっているクソガキ、わたしはあれと大して、違わなかったということがわかったからだ。
まずは、第一歩。踏み出したい。ACLの組み合わせも決まったしね。うまいこと勝ち上がれば、11月よりも少し早く、またあの地に戻ることになるのだろう。この道は、どこに行く道？ただわかっているのは、進む方向が前になる、ってこと。前向き上等。