うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

親愛なる佐野泉氏へ


なんだか父兄参観日か敬老の日に孫が描いたみたいな風情になっちゃいましたが、私なりの感謝の意と愛をこめて。
佐野社長がガンバにいらしたときは、またどうせやる気のない出向組だろうと、高を括っていました。強くなれそうでなりきれず、自分の心が築いた壁と、強豪クラブがおったてた実力の壁とに阻まれて、呆然と上を見上げることしか出来なかったあのときのガンバ。それがまさか今、こんなポジションにいるとはね。私、マジ小物です。ガンバをここまで導いてくださって、ありがとうございました。西野さん播戸の行動、うれしかったな。ガンバがファミリーになって、優勝できたのはこの人のおかげだと改めて思います。フロントは悪目立ちせず、空気のような存在でいるのがいいのかもしれない。でも、空気が無ければ生きていけませんからね。雰囲気作りは、大事。これまでチームとしての一体感や、確固たるイメージが無かったガンバに、びしっと一本背骨が通った。そんな貴重な6年間でした。西野さんも、選手も、サポーターも、少なからず成長し、多くのものを失う代わりにそれ以上の大事なものを得ることができました。ありがとう。ほんとうにありがとう。
そしてまだ見ぬ新しい社長さん、こんにちは。あなたとまた新しい、そしてすばらしく楽しくちょっとあほなガンバの歴史を、ともに見つめていけたらうれしいです。