元ガンバ平岡直起、JFL・MIOびわこ草津の監督就任/その他ガンバ出身指導者のあれこれ
ついこの間、FC岐阜で現役生活の幕を下ろした平岡直起。暫く休むのかなあと思ってたら2月4日に今季からJFLのMIOびわこ草津の監督就任が発表されました。いつの間に指導者ライセンスを取ってたんだろう。ちょっと位は休むのかなあと思ってましたが、止まらないで次のステップに突っ走る辺りがガンバ時代の平岡のプレイを思い起こさせるなあ。しかもいきなり、JFL。ガンバサポにも、滋賀県在住の方が少なからずいらっしゃると思うので、ぷらっと応援しにいったげて下さいませ。ちなみにMIOびわこ草津のスローガン、「闘志なき者は去れ」と、なんとも気合の入ったものであります。あと一部でうわさのナマズくんマスコットの着ぐるみがあるのか、気になっております。有ればきっと弄ってくれるはずだ、平岡なら(間違った期待)。ちなみに“MIO”は「ミオ」ではなく、「ミーオ」と発音するのだそう。
今季はこのほかにも、ガンバ出身の指導者の動きがけっこうありました。まず、以前取り上げた森下仁志の磐田トップ・サテライト兼任コーチ就任。これには驚きました。エコパには双眼鏡もってってやろ。
そして、去年まで３年間松本山雅FCの監督を務めていた辛島啓珠が、J2に昇格したFC岐阜のコーチに就任。こちらも選手として小島宏美が在籍しているので、懐かしい気持ちにさせてくれますね。
また、去年ヴィッセル神戸のユースチームの監督だった木山隆之は、現役生活を終えた水戸ホーリーホックの監督に就任。生まれは兵庫県伊丹市ながら、筑波大学で4年間を過ごし、水戸ホーリーホックで現役生活を終え、筑波大学の監督を務めた木山。とことん茨城に縁があるなあ。水戸の前田前監督は、2003年〜2007年と長期にわたる指導の中でサポーターにとても愛された人でした。木山も、そうなって欲しいですね。
そして、松下電器時代からJ初年度にかけて在籍していた、前京都監督・美濃部直彦氏は、今季からJ2徳島の監督に就任しておられます。かつて等々力競技場に観に行った川崎対京都の試合で、「うわー、美濃部さんがコーチだ！」ってテンション上げてしまい、ちょうどメインスタンドに座っていたものですから、プレーの合間にベンチばかり見ていた覚えがあります。懐かしい。ガンバよりも松下時代の在籍が長く、その後は選手時代も含めて14年間京都サンガにいた方ですから、そちらでの印象が強いのですけどね。それでも、ガンバ出身者で始めてJの監督を任された方なわけで。水戸を率いる木山との戦いが見ものです。
それでもって、われらがガンバ大阪の希望・ユースチームの監督には松波正信が就任。周知の通り、今年から實好もコーチ陣に加わりましたし、島田のおっちゃんもコーチとして健在。ますますおっさんサポの心の琴線に触れる面子となっております。一方でジュニアユースのコーチリストから、気がついたら小暮直樹の名前が消えておりますが、彼はどうしてしまったんだろう。まだ発表になってない、堺や門真のスクールのほうにいるのか、それともやめてしまったのかな。言われてみると、2006年就任して以降、2007年もちゃんとジュニアのコーチ陣に名を連ねていたか、ちょっと記憶が怪しいです。青木と同期だったんだよなあ…。まだ若いのに…。(追記：コーチは、1年でやめてしまったのだそうです。今何してんだろうなー。しかし気づくのが遅いぞ自分）
私が把握しているのは、これだけです。漏れてたらすみません。教えていただけるとありがたいです。こうしてまとめてみると、月日は確実に過ぎているんだなあというべたな実感が、しみじみと湧いて参ります。ボールとピッチの織り成す物語はこんなにも広く深く、さまざまな綾を生んできて、そしてこれからも続いていくのですね。
追記(21:34)
上に挙げた面子のほかにも、オカチュウこと岡中勇人が、日本文理大サッカー部の監督に就任しています。大分のGKコーチとしてその姿を万博でも見る機会がありましたが、指導者として更なるステップアップを図ることになりました。オカチュウなら、いい指導者になるだろうなと思います。ガンバレ！
