うららかびより

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ああ 心に 愛が無ければ スーパーヒーローじゃ ないのさ

キン肉マン映画祭が気になって仕方ない今日この頃です。しかし肝心のスペシャルナイトに参加してたら、終電に間に合わぬ田舎者です。しかも、せっかくの2月9日、肉の日に格好のネタだったのに、だらだら書いてたら、10日になってしまいました。がふん。
代表には、クラブの垣根を超えた「スペシャル」なチームであって欲しいけれど、そういうのってもう古い考えなんでしょうか。なんかなあ、協会が自らドツボにはまって代表の価値を下げている、そんな気がします。「スペシャル」は「スペシャル」でも、地方のヤンキーの虚勢みたいな、「ばーか、とっとと家帰ってクソして寝ちまえ」で済ませてしまいたいよな、ゆがんだ「スペシャル」だわ。ジャージにヴィトンのセカンドバッグ持ってるみたいな。むむう。

この件、一番悪いのはこんな時期にさして意味があるとも思えない東アジア選手権を持ってきて、しかもJリーグのクラブともまったくコミュニケーションが取れないまま強引に選手を指名して、無報酬&無保証で引っこ抜く協会のはず。監督とクラブ、両方の要望を聞いたうえで、コミュニケーションを図りつつうまいこと落としどころを見つけるのが、かの組織の役割でしょう。それがまったく出来てないというグダグダ且つ無能振りに、今回の一番大きな問題があります。しかしだんだんと、「浦和だけひいきされている」という文脈へと微妙にすりかえられている。特にこの記事。これは、協会の故意?
巻の骨折が発覚する前だったとはいえ、高原は親善試合を含めた3試合での様子を観るかぎり代表に呼ぶほどの力を発揮できるとは思えません。バランスが崩れているというか、バイオリズムが乱れているというか…ポジショニングなどで感のよさを見せましたが、「ああ、こりゃだめだわ。浦和で調整せい」って感じに見えましたよ。坪井にしたって、代表に選ばれることがストレスになっているのなら無理やり呼ぶほどのものでもない。それに、少し失礼な書き方になってしまうけれど、代表ではいつも呼ばなきゃいけないほど、貢献度の高い選手ではありません。かつてあった中澤の引退宣言(あっさり翻意してますが)とは、重みが違います。クラブの陳述があろうとなかろうと、この二人は呼ばなかったんでは?
独身で相撲取りみたいな話し方のほうの田中君が要らんこと言ってますが、これもどこまで信じてよいやら。嘘とも本当とも、取れないですねえ。一言から無理やり膨らませたような書き方じゃ。そりゃ中澤の相方がクラブでCBではない同僚の阿部だと、「ナンダヨー」って思っちゃうでしょう…と思ったら、阿部も負傷で外れております。それでも呼ばれないのか…。そりゃ田中君も腑に落ちないわな。おじいさんに怒られたばかりだし。
確かに、ガンバから合計7名しょっ引かれるのはとても痛い。しかしガンバだけが被害に遭っているわけではありません。開幕戦に向けてチーム戦術を詰めなきゃいけない大事な時期なのは、みんな一緒です。特に羽生なんて、うちの水本と一緒で、チームを移籍したのになかなか本格的に合流できない。不安でしょうね。(追記:ほかに山岸と駒野もそうか。けっこういますね。特に駒野はまだ家が決まってないそうで、奥さん大変だな)
ガンバはどっちみち、ACLに向けて2チーム作れる勢いで若手の底上げが必要。パンパシ大丈夫?って言われてるということは、それだけ若手が頼りなく見えているって証拠だとおもって、若い力が奮起しなきゃね。西野さんがはげるどころか、薬剤に頼りなくてもよみがえってくるくらいの戦いをしてもらいたいです。ぶっちゃけた話、パンパシ杯だって、無理して勝たなきゃいけない試合じゃない。若者がチャレンジ精神を持ってドーンとぶつかっていってもいいと思います。ガンバは特に、メンバー固定が進んでいるから若手の出場機会は多いほうがいい。協会も公式戦の割には重要視してないみたいだし、負けたところで文句を言われる筋合いはない。そもそもメンバー7人引っこ抜いて、そう仕向けたのも、協会なんだから。ねえ(ニヤニヤ)?ならばガンバも、好き勝手にテストの場にさせてもらっていいんじゃないかなと思いますよ。でもそれであっさり負けると面白くないし、実際に「パンパシオワタ」って思ってる人も多いでしょうが、そういう予想は裏切って差し上げなさい。それがガンバ劇場という奴だ。むしろグァムやらハワイやらで、西野さんの黒さが松崎しげる越えしてしまうんじゃないかという、不安とどきどきがでかいな(笑)。これこれ安田晃大、ちょっと色白を分けてあげなさい。
昔は、ガンバの選手がひとりでも代表に選ばれるとすごくうれしかったし、ジーコジャパンで宮本と遠藤が二人そろってスタメンだったときは、「11人のうち、2人がガンバだ!」って飛び上がるくらいう喜んだものでした。それが、あたかもビッグクラブよろしくたくさんしょっぴかれることを、複雑な気持ちで送り出さなきゃならないときが来ようとは…。個人的には、うわさにあった明神の召集が無くなっちゃって残念だし、寺田がU23代表に復帰したことはとてもうれしいんです。かつては、反町監督からテクニックの面で高い評価を受けながら、1軍半のぬるま湯につかって、みすみす選定から漏れていた。それを、去年途中から人が変わった様に貪欲になって、自分の力でのし上がってきたんですから。チンは、ガチでタフになりました。寺田さんと呼ばせてくださいという感じです。時期がこんなんじゃなかったら、もっと祝福されてただろうに。本とは、代表や五輪に限らず、選手が「ワーイやったー」って喜んでるなら、送り出してやりたい。自分の身に置き換えて考えてみると、うれしいのに周りが苦虫噛み潰してるような顔してたら、「あれっ、これって悪いことなの?喜んじゃいけないの」ってなんかすまない気持ちになるんじゃないかなあ。
協会は、「Jリーグあっての日本代表」という大原則を、忘れているのでは?代表選手は「わしが育てた」ってわけじゃなくて、これまでの所属クラブに鍛えられてここまで来て、クラブへの貢献度が評価されたうえで給料をもらっているのです。日本代表に入りたいと思って、小さいころからがんばってきた選手もいるのに、自分の手で自分の看板を汚すようなことをしないでもらいたい。岡田ジャパンの試合が、なかなか満員にならないのは、選手や監督だけのせいじゃない。まず協会の殿様商売に、愛想が尽きているから。話を聞かない中小企業の頑固一徹ワンマン社長みたいな真似は、もうやめてよ川渕さん。悪い意味で、大阪のおっさん振りを発揮するのはさ。家に帰ってクソして寝ろ。