うららかびより

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また長い旅がはじまる


ここ一週間ばかり青黒い界隈をやきもきさせていたことが、二つありました。そのうち一つはいまだにチンタラした流れとなっているようですが、それはともかく。今回もう一つがようやく、ガンバ的には幸せな形で決着を見ましたね。非常にうれしいです。ようこそ、水本裕貴。この結論に至るまでには、かなり悩んだろうし、たくさんのものや思いを振り切ってこなければならなかったでしょう。そこまでして、ガンバを選んでくれたことに、感謝します。その決断に見合ったものを、手に入れられるように。ガンバに来て良かったと思えるような、そんなシーズンになりますように。ルーカスのときと同じく、胸の奥がちくりと痛むような移籍劇ではありますが、もうガンバの仲間になったからには、思いっきり大事にしようと思います。
彼は今年で、23歳。ちょうど彼の前に背番号4をつけていた人間が、立命館大学からガンバに入ってきたのと同じ年頃です。不思議な縁だなあ。彼のように、挫折してもたくましくしなやかに、そして時々ボケてみせる(笑)、そして暖かい日の光のようにさりげなくチームを守ってくれる、懐の大きなディフェンダーになってください。日本一といわずにね。だって世界は、こんなにも広い。
ようやく、ガンバの2008年が始まりつつあるな、という実感がこんこんと泉のようにわいてまいりました。新体制発表の日が、本当に待ち遠しいですよ。実際、これほど毎日、ガンバおひさるの更新が待ち遠しかったことなんて、いつ以来でしょうね。いや、これほど毎日、補強ネタに困らないオフって、実は初めてかもしれない。年始からここまで、ばっしばっしと着実な補強を重ねてきた(そして予定通りならば、まだ終わらない)んですから、タイトルの一つも取れなかったら、恥ずかしい。そう思っていいくらい。監督以下選手一同も、そうした身の引き締まるような思いでいるのではないでしょうか。
わくわく、そしてムズムズいたします。早く新しいガンバのサッカーが観たい。パンパシにも、開幕戦にもいけるか怪しい私は、いったいいつ「開幕」を迎えられるんだろう?今年の旅は、一度はじまると長い、本当に長く曲がりくねった道のりになりそうですけど。
ただ、そんな高まる気持ちに水を差すような記事が一つ。寺田の背番号が8へと変更されること。後半戦見せた輝き、そしてがんばりを思うと、むしろ喜ばしいことです。しかし…家長の去就が正式に発表されてない段階で、家長の背番号が別の選手に譲られてしまうことが明らかになる。これはなかなかにデリケートな問題だと思うんです。こうした記事は、そのときがくるまでは出してはいけないでしょう。あきらめずに待っているサポーターの心に、釘を打ち付けるようなものです。せっかくチームがいい方向に向かおうというときに、フロントがガードの甘さをこんな形で見せてはいけないと思います。残念です。ガンバらしいっちゃらしいんですけど、こういう足元のおるすさ、詰めの甘さでここ数年煮え湯を飲まされてきてるんで、そろそろ大人になりましょうよ。
文句はこれくらいにしておくとして、新しい選手の背番号はなかなか興味深いですね。前所属チームと同じ背番号の水本はともかく、若い、しかもレンタルの福元にいきなり6番を与えるのは正直意外でした。18日朝の時点では、大阪ニッカンでしか出てない情報でしたけど、うーん…これが本当なら、青木に中澤、奮起しないとね。後から来たのに追い越されるほど、君たちは老け込んじゃいないはずだから。つか中澤、今年もレンタルなのかそれとも完全移籍なのか。そして大分から山崎が来るという話しはどうなってるのか。そして中山悟志はいずこへ。まだまだ気が休まらないオフであります。
さて、私もガンバりますかね。いろいろと。

とりあえず、福元描いてみました。まだ顔がかたまらんorzつか、ことごとく絵がでかくてすみませんorz