うららかびより

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映画「俺たちフィギュアスケーター」を観た!

今年の正月はわれながらかなり活動的で、休んでるんだか休んでないんだか。でも、リフレッシュにはなってますね。昨日は、初詣と初笑いを一気に済ませて来ました。まず明治神宮で初詣を済ませたのですが、お賽銭を投じる前にまず、手と口を水で清めるのに一苦労。行列ですわ。でもまず段取りを踏まないと、初詣の気分が出ないのでおとなしく最後尾に。ところがちょっと前にいるカップルがいちゃいちゃして、お兄ちゃんのほうがしっかり並ばず列からはみ出すので、勘違いしたおばちゃんがそのおにいちゃんの後ろに並んで列が増えてしまうという悪循環。状況を確認しないおばちゃんもおばちゃん…というか確信犯なのか?カミさまのテリトリーで、どちら様も一体何をやってるんでしょうねえ。なんだかイライラして、お参りを済ませたころには、一山超えたような疲れがどっとのしかかってきました。新しい財布のためのお守りを買えたのは良かったから、結果オーライとしておきましょうか。
で、その後渋谷まで歩いてごはんを済ませた*1後、シネマGAGAにて映画「俺たちフィギュアスケーター」を鑑賞。一時は公開自体危ぶまれていた、大ヒットコメディ映画です。テレビのCMもそれほど見かけないし、公開から2週間たってるから人もいないかな…と思っていたらどっこい。20代、30代を中心にけっこうな客の入りでした。
ハレの日に取っ組み合いの大喧嘩をして舞台をむちゃくちゃにしたばかりに、男子シングルスでの出場停止を言い渡された、2人の一流フィギュアスケーターが、「シングルスがだめでもペアならいいだろ!」という逆転の発想で無理やり世界大会を目指す!という、あらすじからしてたまげるストーリーに、これでもか!これでもかとメガマックのごときボリュームでもって繰り出されるアメリカンギャグ。生肉ゴローン!炭火ボー!ソース、タラー!ムシャムシャー!!!てな感じの大味な展開で、くどい下ネタも多いのですけど…暗い映画館で魂が開放されてしまったのか、もう腹が割れるくらい笑いまくりました!ネタはこれから観る方のためにあまり書きませんが、主人公ペアの片割れ、チャズ・マイケル・マイケルズを演じるウィル・フェレルが、「私の体にはワインじゃなくて肉汁が流れてるのよ」ってくらいのくどいオーラを発してて、おや、この雰囲気は誰かに似てるぞ…と考えたところ、ルイス・フィーゴに思い当たりましたorz 顔もやや似です。肉顔です。あと、相方のジミーの前歯が浦和レッズの長谷部選手をおもわせるリス系の出方でしてね…。ちょっとごめんなさい、クスッと笑っちゃいました。
しかし、それ以上に腰が砕けたのは、上映前に一旦席についてから、「時間が有るからパンフレットでも買いに行こうか」と思って席を立った次の瞬間、「なお、本作品のパンフレットは製作されておりませんのでご了承ください」…ってオーイ!!急遽上映が決まったからって、そりゃあないぞ。代わりにカウンターには、カラーのチラシがてんこ盛りでおかれていたのでもらってきましたけどね。今にして思えば、始まる前からつかみでやられたような感じです。
というわけで、「正月気分も仕事でふっとんじゃってああーいやじゃー」とクサクサしてる方には力いっぱいお勧めしたい作品です。今年も観戦の合間を縫って、面白い映画を観たいもんですね。気になってるのは、内田けんじ監督の「アフタースクール」と、映画版「魁!!男塾」です。こちらは主演の坂口拓さんが、ジュビロ磐田の前田遼一選手に見えて仕方ないんですけど。あれ、これってサッカー脳?

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*1:この定食屋、うまかったです