うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

そうさ所詮オタクさ。ちんけなネット番長さ。それでもガンバがすきなんだ。

だから昨日の試合にまつわる記事をすこしずつこうしてはてなブックマーク化して、グフフとわらっておるわけです。台風の余波とそぼ降る雨を横目にしながら、一人で。どう考えても、健康的な過ごし方ではないわけだけど。ただ単に偏執的でしかないのだけど。でもそうしてしまうわけですよ。集めれば少しでも、そのときのことがわかる気がして。アウェイに住んでると、どうしてもいけない試合のほうが多くなるし、それは重々承知の上…だったはずなんだけど、ああ、昨日ほどいけなかったのが悔しい試合はあったろうか。
猫の額よりも狭い心は、「浦和にしてもこんなに負けたのは久しぶりだよなあ」「ガンバは本当に強くなったなー」という率直な驚きと、「ちぇ、私がいけないときにこんな熱い試合しちゃうのね」という明らかな八つ当たりとがせめぎあっております。勝ったのに、同時に現地とのどうしようもない断絶感をかんじる。いけない試合をデータからこんな風に愚痴愚痴と、分析ですらない妄想と想像で書いてしまうのはいくない。ああ、罪と罰とはこのことか。
ガンバの未来を見せてくれたのは、安田や家長、そして倉田だったみたい。一週間前には播戸と安田と家長が、そろってピッチにいるなんて考えられなかった。しかも家長はスタメンを確認したとき、震えました。奇蹟は、起こるんじゃなくて起こすもの。それを、体現してくれちゃった、ガンバイレブン。空恐ろしいとしか、言いようが無い。

安田理大選手(G大阪
「かなりきつかったです。90分間走りきった感じです。先発は予想していなかったけど、U20ワールドカップで負けて悔しかったから、少しでもゲームに出て絡もうという意識はあった。
イリさん(入江)がケガしていたのも、メンバーがいないのも聞いていたし、自分としても出たかったので、気持ちの準備もできていた。
後半はボールを奪われてカウンターを食らうことも多かったので、あまり攻め上がらないようにしていた。
フル出場はキツイけど嬉しい。最後までやることで自信も持てる。監督に使ってもらって、どんどん成長できたらいいと思う」

http://www.jsgoal.jp/news/00051000/00051424.html

家長「勝つ気だったから(勝利に)驚きはないけど、5点も取れるとは思わなかった。

(中略)

「ハナから4強は目指していない。優勝を狙っている」と家長が言えば、播戸も「優勝できなければ意味がない。また日本代表にも行きたい」。

http://osaka.nikkansports.com/soccer/jleague/p-oj-tp0-20070715-227362.html

このコメントを繰り返し読んでるうちに、こみ上げてくるいろんな気持ちを、抑えることが出来なくなりました。ありがとう、ほんとうにありがとう。キミたちはいまやあんまりにもきらきらしていて、私みたいなのが「ガンバを応援しています」なんていってはいけないんじゃないか?迷惑なんじゃないか?って思うくらい。至らぬ自分が、恥ずかしく思えます。しかしそれと同時に、キミたちがダジャレじゃなくがんばっているから、「次の試合にいけるように、がんばろう」と私も思えます。
家長は、気管支炎前と気管支炎後で、発する言葉の重みがぐっと増したなあ。想像の域は出ないけれど、病気で大事な試合をひとつ飛ばしてしまったという経験が、彼を変えたのかもしれません。安田の言葉も、プロ意識の塊のよう。U20の大会から戻ってきて、時差ぼけも治らぬままに出場を選んだこと、そのものがチームにとって喝となったことでしょう。そして、ベトナムにいる代表組も、結果を気にしてくれていたことがうれしい。小さいことですが、本当にこのチームは今、ひとつなのだなと思えるエピソードです。
人にガンバレガンバレいうくらいなら、自分がまずがんばらないとね。私もがんばって働いて、また万博にいけるようにお金をためます。いろいろあって自分の力じゃどうにもならなくて、なかなかうまくいかない、時に叫んで窓ガラスを壊して盗んだバイクで走り出したくなるような現実とともに生きていても、遠くに輝くガンバという希望のことを忘れたくない。いや、忘れちゃいけないですよ。彼らがいるから、ご飯がおいしくたべられたり、周りのものがきらきらして見えるんですから。
プレシーズンマッチが無い分、代表組以外は8/11までゆっくり休めます。青と黒の戦士たち、しばしのあいださようなら。またスタジアムで会いましょう。

寺田、中山、前田、まだまだ期待してるからこれからもがんばって。