うららかびより

家族のこと、趣味のこと、その他いろいろなこと

ささやかだけれど、大切なこと

この人の文章を読んで、ガーンと頭を殴られたみたいな気持ちになった。

ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。昨日もLingrイベントで言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生を生きていくうえでとても大切なことだ。「ある対象の悪いところを探す能力」を持った人が、日本社会では幅を利かせすぎている。それで知らず知らずのうちに、影響を受けた若い人たちの思考回路がネガティブになる。自己評価が低くなる。「好きなことをして生きていける」なんて思っちゃいけないんだとか自己規制している。それがいけない。自己評価が低いのがいちばんいけない。

直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

そうだなあ、本当にそうだ。特にサポーターでございってんで、週末ごとに好き好んで争いごとに首を突っ込んでいると、自然と思考回路が殺伐としてくる。思い通りに動かない選手、そして結果。金払ってるからって、身銭を切ってサポーターやってると、自分がいいことやってるみたいな気分になってちょっと上からものを見てしまう。そして、後から後悔する。そういうサイクル、けっこうある。頭でっかちで、ちょっとすかした見方をすれば、そして少しのレトリックと昔の知識を引っ張り出せばかっこよく見えてしまわないことは無い不思議。
なんでサッカーを見ているのか、何で頼まれもしないのに遠いところまで行って応援するのか。少ない人生の何十分の一かを、ディスプレイに向かって毒にも薬にもならない文章を書くのか。そういうとこからもういっぺん、考えたほうがいいなと思いました。
まったくの勢いだけで書いちゃったけど。