うららかびより

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それにしても播戸と猪木、ノリノリなのかはたまた素なのか

…と書くと實好に「俺のほうがノリノリじゃ。何年ノリやっとるとおもてんねん」(うそ愛媛弁)と突っ込まれそうですが、それでも触れず日はおれないのが、このニュース。って日付変わってますけど。

コレを見て久々に「1、2、3、バーン!」のパフォーマンスを思い出しました。あれ?今もやってましたっけ?去年見た記憶が…な…い…。ひょっとしてこれはアレだ、ゴールのときはウキョーとテンションあがって喜び爆弾が破裂するからって、FC東京サポの人は実際あまりヒロミぴょんぴょんを見られない(そしていつも見ては切なくなるのがアウェイサポ)、というのと同じ理屈ですか。違いますね、ハイハイ。私が不注意なだけなんでしょうね。すまん播戸。
最近はこんなありさまだったりダウンタウンDX」で隣に従っている小川が時々介添え人に見えてしまったりして、この人は本当にモハメド・アリと戦ったり、卍固めで相手をヒーヒー言わせてた人なのか…と風に任せてたそがれたくなってしまう、猪木。この日もガンバの練習場にどピンクのマフラーを着用して現れるなどすばらしい空気の読まなさです。しかしま、当の播戸は「「幸せです。これで絶対優勝できる!」と恍惚(こうこつ)の表情で勝利を約束。」(デイリー)とすばらしい、しかし一歩間違えると妖しいネタコメントで応じれば、猪木も「「最近命中率が悪いけど、いい所に入ったね」」(日刊)と、微妙に暗澹たる心持ちにさせられるコメントを披露。これはまたすばらしい、ネタのATフィールドや(彦麻呂調)!この場にいたかった…!勢いあまって、ビンタの跡を頬に赤く残したまま、電話口で親父(赤シャツ)に「猪木さんにビンタしてもろたわ!ええやろう!」と自慢し、親父(赤シャツ)がうらやましがるなどという妄想までする、痛い私でした。
一番いい写真を載せているのは、デイリーではないかと。映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」で、阿部寛がお姉ちゃんに殴られるたびに「利くぅ〜!」と言っていた姿とダブってしまいます。そこらへんの素人青年たちと化しているガンバの面々もいいですね。スポニチではほかに加地もビンタされたということですが、個人的にはほかに安田と中澤もビンタされてほしかった。方や金髪栗坊主、そして大阪ヴァージンとして急激に間違った方向でキャラ立ちしつつある二人、さぞやいいリアクションをしてくれたことでしょう。たむけんとのFK対決にちゃっかり勝った遠藤も含めて、3月4日の放送が非常に楽しみです。
ピッチの上では点を取り、ピッチの外では笑いを取る。これぞ超攻撃、二刀流。大阪のチームらしいんじゃないかと。まずは土曜日、国立で。ばっちり頼みますよ。

たまにはまじめな話を:加地と家長

しかし宮本、フェルの離脱、児玉のレンタル延長と、当初かなり不安だった2007年シーズン。最大の懸念である最終ラインの整備はどうなってんのかよくわからないという心配もありつつ、実は結構うまいこといってんじゃないかと勝手に想像しています。二川の好調、倉田、平井など若手の躍進。ふたを開けてみれば、ポジティヴなニュースが多かったと思います。
この時期、逆にあんまり見えすぎたりがちがちにチームが固まってると、逆にブレが出たとき修正できなくなるわけで。後は実践と繰り返しの中で叩き上げて削って磨いて、準備が整ったところで、真夏からドカンと爆発してほしい。まずは開幕とゼロックス。何事も最初が肝心です。つまづいて嫌なイメージを残さないこと。これですね。サポの声が、力になるならありったけの愛をこめて、届けましょう。
個人的に注目したいのは家長と加地の右サイドコンビ。プロとしてのプレイスタイルが固まってきたかなあと言うところで右に押しやるなんて、あまりにも西野っぽくてわらってしまいますねえ。いまだに「ガンバ大阪加地亮」よりも「FC東京加地亮」を見た回数のほうが多い私にとって、サイドバックとしての加地には、自分でブリブリドリブルしてガーンとクロスあげて云々する「ラテラル」というよりは、すぐ前にいる右サイドハーフと密な連携を図ることで、立ててあげられる名脇役という印象を持っています。FC東京時代は石川直宏君とのコンビにやられていた印象があるし、石川君がかのチームでがんとブレイクしたのは、その能力の高さもさることながら、加地のアシストがあったからじゃないかなあと…。えーと、ここなぜか東京サポさんにもよく読んでいただけているので、間違ってたらすみません。先に謝っておきます(弱気)。
一方で昨年度の家長はというと、宮本の「ほうれとってこーい」フィードに走らされる姿や、ドリブルで相手陣内の奥深くまで切れ込むシーンをよく覚えています。サイドアタック=サイドバックにほぼおまかせ、というどんぶり勘定的な仕掛けは、長らくガンバのサイドアタックの定番であり、サイドバックの個人技如何ですべてが決まりすぎていた。家長も、そうでした。そうした二人が右サイドで組んで、化学反応を起こしてくれたら…想像するだけでわくわくするってもんです。左サイドもかなり心配ですけど(二川ガンバレ)。とりあえず、いいことを考えておきます。
天皇杯Jリーグ最終節で改めてばれちゃったなあと思ったのは、どんなに鮮やかで鋭いパス交換ができていても、結局フィニッシュの役目はほぼマグノと播戸に集約されていたということ(ここら辺は確か、天皇杯決勝直後にimaさんが指摘されてましたね)。豪華な顔ぶれで構成されている割には、2列目からのミドルシュートの印象が薄いのが、去年のガンバでした。二川、橋本、遠藤、家長のあたりで、点を取らせるお膳立てをするのはもちろん、自らも去年よりも点を狙っていっていただきたいです。
そして、今年が本当の意味でのサイドアタック元年となりますように。うまいことまとまってませんが、そういうことで。