うららかびより

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年末の忙しい時期にもかかわらず気になる本

サッカー監督はつらいよ

サッカー監督はつらいよ

かの「サポティスタ」経由で発見。どうにも気になって仕方ない。
「勝てば選手のおかげ、負ければクソ監督のせい」。そんな流れができやすい、まったく因果な商売。それが監督*1。それでも、岡ちゃんいわく、やってるうちは辛いこともあるけれどやめるとまたやりたくなるなんていう、麻薬的な魅力を持っているそうな。欧州南米のくどすぎるくらいにキャラが立った監督とまでは行かないけれど、日本国内にだって就任決定以前からワンサカと抗議メールが届く人もいれば、そこらの若い選手以上にクラブの精神を体現している(と外様の私は勝手に思っている)入ったいい時間帯な人もいる。
さて、身近なサッカーの監督と言うと、西野朗。気がつけばサッカー観戦生活で、一番長くお付き合いしているわけですよ。天然なんだか計算できてるんだか、頑固なんだか二川に愛情ほとばしってるのか*2ザ・ガンバなんだかよくわからないけど、年々毛が薄くなってきているのと監督として少しずつ成長してきたのははっきりと分かるこのオヤジ、ノリノリなのかはたまた素なのか…とうっかりと広中雅志ナレーションによる世界まるみえタッチでお送りしたくなるのをぐっとこらえたくなるほど、ネタに満ち溢れた人物ですよ。でもよくよく考えてみると、このおとっつぁんのことは、選手ほどにはよく知らない。試合後の記者会見以外では、たいていスポーツ新聞や雑誌記者によって加工された言葉を「コメント」として、私たちは読まされているわけで。
監督の仕事は、試合開始のホイッスルが終わるまでに8割方終わっていると言います。ただ、全ての成果はピッチの上に自然と現れるといっても、たまに専門誌のインタビューを読んで、「あのときの起用はこう思ってのことだったのか!」ってびっくりすることがあるくらいですからね。結局氷山の一角以外の「8割」はよくわからないまま。というわけで、ちょっとくらい理解の助けになればなとおもって、新年に購入検討中。監督もチームにいるうちは、仲間ですからね。
あとこちらも、気になってる。
So Few of Me

So Few of Me

洋書の絵本なんですが、いつも楽しみに拝見している絵本関連のブログで書評を読んで、興味わきました。ワーカホリック…私の2006年はこの一語かな。仕事に振り回されて、それでも結局は仕事に救われた。そんな感じです。自分の為にお金を稼ぐんだって思ってるけど、やっぱり人に必要とされたいし、感謝されたい。そういうことなんだ、多分。
さて、年賀状はもうとっくに諦めているので、のころうバナーと待受け画像を作ることにいたします。やすめそうでやすめないという、今年を象徴するような生活リズムで持って確実に2006年も、終わりに近づきつつあります。明らかに優先順位がおかしい気もするけど、まいいか。お世話になっている皆さん、ありがとうそしてごめんなさい。南無。

*1:審判はそれ以上かもしれないが

*2:しかし監督の現役生活を思い起こすと、その理由はなんとなくわかるのだな…きっとじぶんに、重ねてるんだろうな