うららかびより

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オークランドFC対アルアハリ

アルアハリ(エジプト)2−0オークランド(ニュージーランド)@豊田スタジアム
さて、サッカーと名のつくものなら象がやっていても見てしまうのがサッカー馬鹿の悲しきロマンシング・サガ(って私だけ?)。去年は気がついたら終わってたこの大会なんですが、今日はちょうど家で飯どきだったもんで、オヤジと一緒に見ていました。
戦前ではアルアハリがダントツぶっちぎりで優位だったものの、前半はオークランドの「あんたたち、秩父宮と間違えてんじゃね?」といわんばかりのガチンコ男気コワレナーイ兄貴サッカーに、木っ端のごとく翻弄され、「聴いてないよー」と監督以下ダチョウ倶楽部状態でしたね。オークランドがボールを奪ってからのアイディアをあまりにも持たずに真っ裸と別の意味で兄貴状態だったからよかったものの!びっくりしましたよ。しかしオークランド、さすがラグビー王国から来た人たちだけある。あの中にいると岩本輝雄がいつも以上に子供に見えました。
しかし中東の必殺技「一点取ればよみがえるサッカー」(自分で自分に水を運んでると言うか…)が炸裂して、予想通りの結果に収まってしまったのは残念だった…。それをやれるなら、もうちょっと早くやれと言いたいところでしたが、あの兄貴サッカーを相手にするんですから同情の余地はあるかもしれませんね…。アルアハリは、中東と欧州のミクスチャーみたいなチームでしたね。ちょっとトルコ代表と似た印象を持ちました。適度に身体能力があって、適度に華麗で。振り切れてない感じがちと物足りないけど、磨けば光るのでは…。そんな感じ。ってえらそうだな。
岩本輝雄は後半途中から登場。この2年間で彼の身に降りかかった苦労を考えると。その姿を久々に拝めるだけで胸に来るものがありました。ところどころで、少し切れがまだ戻ってきてないなあ…と思いつつも、やっぱり一年間ちゃんとしたところでやらせてやりたいというきもちもまた、強く湧き上がってきました。こんな客寄せパンダみたいな状況じゃなくてね。オークランドの監督さん、岩本に司令塔はちょっと違うと思うよ…。私見だけど、彼は1.5列目やサイドアタッカーやらせたほうが、輝いて見える。
でも一方で、岡ちゃんや武田氏がいかにも昔懐かしい思い出として、数々の名プレーを嬉々として語って見せているあたり、月日の重みを改めて感じました。豊田スタジアムの上の方で、がんもどきみたいな顔をニヤニヤさせていた川淵じじい。おめーはいったいどう思ってんだ。
さて、モウさまの陰謀?をものともせずにチャンピオンズリーグを紙一重で勝ち残ったロナウジーニョちゃん率いるバルサはどんなサッカーを見せてくれるんでしょうね。ああいうインターナショナルスクールの女子高生、渋谷に一杯いますけどね。
しかし参加賞で1億2000万円。やっぱり一度は出ておきたいですね。スタンドがえらく冷やっこかったですけど。